10月1日。
中日ドラゴンズが4年ぶりにリーグ優勝を果たした。
今シーズン掲げていた最大の目標を見事に達成した落合監督。
勝者にしか許されない4年ぶりの美酒を浴びながら
「次に進める」と早くも新たな目標を見据えていた。
そんな指揮官が選手に話す言葉とは・・・。
今シーズン印象に残った監督の一言を選手に語ってもらった。
谷繁選手『配球の傾向を指摘された』
ある日、ナゴヤドームのお風呂場で落合監督と2ショットとなった
谷繁選手。そこで監督から配球の傾向を指摘され、
「確かにあるなぁと考えさせられた」
森野選手『4番はクビ』
今シーズン、チーム事情もあって4番を打つことがあった森野選手。
しかし結果の出ない日が続き「4番はクビ」と監督からダメ出しが。
それでも3番に入ってから、きっちり結果を出しました。
荒木選手『お前達が足を引っ張ってどうするんだ』
8月13日の広島戦で軽率なプレーでエラーを記録した荒木選手。
ベンチに戻ると監督から言われたのがこの言葉。
このあと逆転の決勝タイムリーを放ち監督のゲキに応えました。
ちなみに荒木選手は監督が隣にいた森野選手にも話していると
考えていましたが、森野選手は「聞いていなかった」とか。
堂上直倫選手『インコースを狙え』
ある試合で打席に入るとき、狙い球が絞りきれていなかった
直倫選手に監督がかけた言葉。
この打席の結果は残念ながらピッチャーゴロだったものの
滅多にないことだったので強く印象に残っているとか・・・。
山本昌投手『悔いのないように投げろ』
8月21日のヤクルト戦。立ち上がりから力が入って苦しんでいる
山本昌投手に監督がマウンドでかけた一言。
このあと立ち直り見事勝利投手となった山本昌投手ですが
「悔いのないように投げろと言う事は、あのままノックアウト
されていたら・・・。(最後の登板?)という事なのかな」
と後で考えたら背筋がひんやりしたとか。
和田選手『心配して野球をするな』
きっちり結果を出しているように見える和田選手でも
監督から見ればこんな感じ。
監督の凄さが感じられる一言。
「野球」に詳しい落合監督ならではの一言。
改めてその存在感が大きいことが分かった。