大島洋平は2年連続となる開幕スタメン出場を果たした。
ルーキーイヤーだった去年・・・
ドラゴンズの新人では11年ぶりに100試合以上の出場
さらに日本シリーズでは優秀選手賞を獲得した
そしてプロ2年目を迎えた今シーズン
大島はある挑戦をしていた。
12球団一厳しいといわれるドラゴンズの沖縄キャンプ
一ヶ月間で休んだのはわずかに1日。
特にバッティング練習に多くの時間を割いた。
2010シーズン、バッティングの好不調の波は激しく、
3度の2軍落ちを経験
1年間安定した成績を残せなかった
そこで大島が取り組んだことは
「バッティングフォームの改良」
大島は石嶺打撃コーチと共に二人三脚で新たな形を追い求めていた
去年は右足を大きく左足に引き寄せ、タイミングをとっていたバッティングフォーム
今シーズンはその右足のステップを小さくし
以前よりも早いタイミングで打つことに変更した
早めにタイミングをとることで球種を見極め
対応できるボールの幅を今まで以上に増やそうとしたのだ
「これから先もっと野球をやっていきたいんで、今取り組んでいます」
新たなフォームは今後へ繋がる
去年のバッティングフォームを改良しあえて挑戦の道を大島は選んだ
シーズン中の今も必死にバットを振り込み体に覚えこませている
「何年かして自分がレギュラーとか、そういうのを決めるんじゃないので周りから
センターなら大島だって言われるようになれればいいなって思います」
レギュラーへの道は用意されるものでなく自分で切り開くもの
若き25歳の挑戦はまだ始まったばかりだ。