放送内容

2011年06月18日(土)放送

U-22日本代表 永井謙佑 ~ロンドン五輪への想い~

カテゴリー:野球

もう一つのジャパンブルー。それが、サッカー五輪代表。
2000年シドニー、2004年アテネ、2008年北京とそれぞれの五輪代表にドラマがあった。
今、来年のロンドン五輪を目指すのが、U-22、関塚ジャパン。五輪開催時に選手が23歳以下であることが原則条件とされる、オリンピック。そこは、世代別で戦う最後の世界の大舞台。その舞台へ強い想いを秘めるのが、エース・永井謙佑。

永井:「ロンドンすか、いや、めっちゃ(興味)ありますよ。だってワールドユースも出てないっすからね。めっちゃ行きたいですよ」

永井、そして、ロンドン五輪世代には、五輪の舞台立ちたい理由、立たなければならない大いなる理由があった。

2008年、舞台は、AFC U-19選手権 準々決勝。現在のU-22の面々が、対 韓国戦の舞台に立っていた。
勝利すれば、20歳(ハタチ)以下のワールドカップといわれる、ワールドユース出場権を獲得する試合で、日本は韓国に0-3と完敗。ワールドユース出場の道は断たれ、日本の大会連続出場記録もそこで途絶えた。

「かなりショックだったすね。完敗で負けたってのが。少しも可能性が無かったんで。そこが一番悔しかった」
(今のメンバーとも話題になる?)
「結構、話題出ますね。ゴンちゃんとかと話すと。絶対ロンドン行こうってなりますね」

その想いは、あの韓国戦の記憶をとどめる、U-22 権田修一、原口元気も同じ。
原口:「僕はまだそういう(世界の)大会に出たことが無いんで、出てみたいなって気持ちは強いし、アジアユースで1回負けているんで、そういう気持ちは強いと思います」
権田:「世界でも対等に戦えるメンバーだと思うんで、そのためのまずはアジア、厳しい戦いっていうのは2回負けて経験してるんで、まずはアジアを抜けてっていうのを強く思ってます」

強化合宿、強化キャンプを終え、いよいよチームはアジア2次予選に挑む。24チームを12組に分けて、ホーム&アウエイで対戦。勝者のみが、最終予選進出となるステージで、一騎打ちの相手はクウエート。日本は、ホームから戦いをスタートする。

永井:「アウエイゴールっていうのがあるんで、まあしっかりホームでゼロに抑えることが1番鍵を握るんじゃなかいかなって」「自分が(点を)とって、アウエイやりやすくしたいですね」