世界水泳の前哨戦ともいえるヨーロッパグランプリで
一躍、世界から注目を浴びる存在となったのがバタフライ加藤ゆか
今シーズン女子50mバタフライ世界ランク7位
身長158センチ、バタフライ選手としては決して大きくはない
それでも彼女は世界のトップスイマーと対等に戦っている
1986年、愛知県豊川市に生まれた加藤
小さな体でも世界で戦えることを証明したい
肉体改造で、さらなるスピードを追い求めてきた
そして世界最速と言われる「ドルフィンキック」を生み出した
そして大学時代、日本のバタフライ女王の座につくと
初の2008年オリンピック出場
しかし予選敗退・・・
以降、加藤は国内でも勝てなくなっていた
競技人生をやめることも考えた
それでもあきらめきれない世界への挑戦
そして、オリンピックから3年
世界水泳の代表選考会、50m、100mで自らの持つ日本記録を更新
完全復活を果たす
返り咲いたバタフライ女王の座
世界水泳でさらなる快進撃を誓う