創部6年目のチームが奇跡を起こした。
全国最多188校の激戦区・愛知の頂点に輝いた至学館
大会3日目・第4試合
初戦の相手は同じく初出場の東大阪大柏原
1回、4番・田中の先制タイムリーで幸先よく1点を奪う
しかしそのウラ、デッドボールなどでピンチを広げ、
ノーヒットで同点に追いつかれる。
硬さのとれない至学館は、その後勝ち越しを許すなど
試合は一方的な展開。
監督
「初回から浮き足だっていて、甲子園の雰囲気にのまれてしまった」
ただ信条とする全力プレーは忘れずに貫いた。
初めて掴んだ夢舞台。
最後まで試合を楽しむ、それが至学館の野球。
全力で駆け抜けた至学館の夏は
一際輝きを放っていた
東大阪大柏原8-1至学館
初戦敗退から2日後、
すでに新チームは動き始めた。
果たせなかった甲子園1勝
先輩の想いを彼らが受け継いでいく。