ファイナルへの出場権を獲得できるのは、グランプリシリーズで成績の良かった上位6人まさに世界ナンバー1を決める戦い!
そしてグランプリシリーズにはこの地方からは、
小塚崇彦、浅田真央、鈴木明子、村上佳菜子の4人が参戦した
昨シーズンの世界選手権銀メダリスト、小塚崇彦
今シーズンは、ジャンプへの思いを断ち切り、「表現力」を重視
フリーでは、自ら曲を選び、編集に携わるなど、こだわりのプログラムが完成した
初戦のアメリカ大会では、ジャンプのミスが響き、3位
しかし、ステップで最高難度のレベル4を獲得
ファイナル進出は果たせなかったものの、次につながる、確かな成長を実感した
シニア2年目、村上佳菜子
先月の中国大会に参戦したが、思うような演技が出来ず、結果はまさかの6位。
実は村上、昨シーズン終盤に疲労骨折をしていた そのため全ての調整が遅れていたのだ
それでも彼女はそこで諦めなかった。今の自分と向き合い、練習に取り組み続けた
フランス大会では、結果は4位だったが、中国大会よりも10点以上高い得点をマーク
最後まで滑りきった充実感が心地よかった
完全復活へ 浅田真央
昨シーズンは、思うような演技ができず、初めて優勝のない、苦しい1年を過ごした彼女
復活をかけた今シーズン。浅田は、ジャンプを含む、全ての技術を基礎からやり直す地道な練習をひたすら積み重ねた
その練習が実を結び、グランプリシリーズ2戦目のロシア大会では、女子で今まで誰も成し遂げていない、全てのスピン・ステップで最高難度のレベル4を獲得
3シーズンぶりのグランプリシリーズ優勝を果たし、完全復活への兆しをみせた
3年連続のファイナル進出へ 鈴木明子
今シーズン、鈴木は、これまでプログラムに入れてこなかった、
大技3回転+3回転のコンビネーションジャンプに挑もうとしている。
26歳という年齢で難易度の高いジャンプに挑むのは決して容易ではない。
しかし、世界と戦うため、何より自分自身を超えるために、彼女は敢えていばらの道を選んだ
グランプリシリーズ初戦のカナダ大会で、
3回転+3回転のコンビネーションジャンプに果敢に挑むも失敗
しかし、2戦目のNHK杯では、見事に成功
20年のスケート人生で、初めて公式戦で3回転+3回転を成功させたと同時に3年連続のファイナル進出を決めた
今の自分よりも、更に一歩先の自分へ
ファイナルでも新たな鈴木明子が見られそうだ