世界ランキング上位6か国による団体戦。
各国の、男女シングルから2名ずつ、ペア、アイスダンスからは1組ずつが出場。
順位に応じて与えられる、この4種目のポイントの合計で優勝が決まる。
2年後の、ソチオリンピックで正式種目となるこの団体戦。
一人の力でなく、国の総合力が試されるのだ。
2009年に行われた第1回大会。
日本のエース浅田真央が大健闘し、銅メダルを獲得した。
あれから3年。
生まれ変わった最強チームジャパンが顔を揃え、悲願の金メダルを目指す!
愛知からは、小塚崇彦・鈴木明子・村上佳菜子の3人が参戦。
男子の代表、小塚崇彦
今シーズンは、グランプリシリーズ、全日本選手権で表彰台に乗るも、
完璧な演技とは程遠く、世界選手権では自己ワーストとなる11位。
不本意な結果に終わった。
シーズン最後となるこの大会で悔しさをバネに最高の演技を見せられるか!?
《結果》
SP | 76.31(8位) |
FS | 151.69(5位) |
総合 | 225.30(6位) |
女子代表はシニア2年目、村上佳菜子。
今シーズン、ショートプログラムは、3回転3回転をほとんどの大会できめるなど
ミスの少ない演技で、常にメダル圏内に入っていた。
しかし、フリーでは、なかなか思うような演技ができない。
いつも、あと一歩のところで表彰台を逃していたのだ。
苦しみぬいたフリーの演技。最後で最高の演技ができるか?
SP | 63.78(3位) |
FS | 95.84(8位) |
総合 | 159.62(6位) |
世界選手権、銅メダリスト、鈴木明子。
今シーズン習得した、3回転3回転を武器に、
出場した全ての大会で表彰台に乗るなど安定した成績を残してきた。
さらに、世界選手権では、自身初となる銅メダルを獲得。
応援してくれる人たちのために、そして、自分のために。
鈴木は今も尚、進化を続ける。
メダリストとしての実力を発揮できるか?
SP | 67.51(2位) |
FS | 120.28(2位) |
総合 | 187.79(1位) |
見事、初優勝で締め括った、チームJAPAN。
来シーズンへ、そして2年後のソチオリンピックに向け、
新たに進化した姿を見せてくれるだろう。