苦しみながらも名古屋オーシャンズがFリーグ5連覇を達成した。偉業達成の立役者となったのが、森岡薫。
Fリーグ歴代最多ゴールと並ぶ34得点で得点王を獲得。さらにMVP、ベスト5にも選出され、Fリーグ史上初の個人タイトル3冠に輝いた。
充実したシーズンを終えた森岡から出た言葉は「原点に戻りたい」―
4月。23歳の頃住んでいた神奈川でフットサル大会を主催した森岡。「自分もこういったところからプロへ行った。みんなにも夢を与えるというか、きっかけを作ってあげたい」古くからの友人も多く集まり、森岡はフットサルを始めた当時の気持ちを思い出した。
さらに当時働いていた工場を巡り、その頃の思い出を蘇らせる。そして、一番の思い出の場所、彼の「原点」。
初めてフットサルをした思い出のコート。雑誌の片隅に書かれていた、個人参加型のフットサル教室の記事を見て、このコートへ足を踏み入れた。10数年ぶりに訪れた思い出の場所、プロフットサルプレーヤー、森岡薫の「原点」
「しっかりと地に足をつけて、名古屋オーシャンズに加入した当時の気持ちを忘れず、来シーズンもやっていきたい」
「原点」を訪れた森岡は、来シーズンへのさらなる飛躍を誓った。