ペナントレースのカギを握る交流戦
ドラゴンズは粘り強い戦いで勝利を積み重ねている
そんなチームになくてはならない存在となっている男が大島洋平
プロ3年目を迎えた今シーズン開幕から上位打線を任されここまで全試合に出場し好成績を残している
そこには彼なりの工夫があった
「監督から思い切り引っ張れという風に言われてその引っ張る中でどうやったら、ただ引っ張るだけだと体が開いてしまうので、それをどうやってやるかと考えた中で踏み込んで打つというのを自分で考えてやりました。」
そして、大島が右足を踏み込んで打っていることを証明するデータがある
去年までの2年間で、大島のデットボールは7個、
それに対し、今シーズンはここまでで既に7つももらっている
デットボールは踏み込んで打ちにいったからこその結果
体へのダメージはあるが、手応えもある
さらに今シーズン、去年までと大きく変えたものがもうひとつある、それはバット
去年まではグリップの細いタイプを使っていたが、
今シーズンから、グリップが太いタイカップ型のバットを使うようになった
去年のこの時期、大島は疲れからバットが寝てしまい
ヘッドが思うように出てこなくなっていた
それを太いグリップのバットに変えたことで、力が伝わりやすくなり
バットのヘッドが立った状態で出てくるようになったという
工夫することで自らのレベルを上げた大島
プロ3年目、不動のレギュラーへ、今確実に成長している