放送内容

2012年08月18日(土)放送

五輪からの凱旋 FW永井謙佑 ~新たな挑戦へ~

カテゴリー:野球

ロンドン五輪。サッカー日本男子代表は44年ぶりのベスト4。世界に躍進した若き侍の一人が、永井謙佑。クラブに戻ってきた永井は、世界の舞台での戦いをこう振り返った。

「めったに出来ない経験も出来ましたし」「一つのミスが、しっかり追加点を決めてくるっていう、世界の凄さを痛感しました」

サッカー日本男子代表、関塚ジャパンの躍進の夏はセンセーショナルに幕開けた。
無敵艦隊・スペインを相手に、前線からのプレッシャーとカウンターを徹底。前半34分に先制すると、そのまま逃げ切り、日本1―0スペイン。この試合、永井は驚異的なスピードと最後まで衰えない運動量でスペインの脅威となり続けた。
勝利すれば、予選突破が決まる第2戦のモロッコ戦。試合を決めたのは永井のスピード。ロングボール、相手GKとのスピード勝負はタッチ差で永井。決勝ゴールを決めた。
準々決勝でも、清武からのロングボール、ゴール前侵入した永井が先制弾。これを皮切りに、日本のゴールラッシュ。44年ぶりのベスト4進出を果たした。
初の決勝進出のかかる準決勝のメキシコ戦。日本は先制しながらも、その後セットプレーからメキシコに同点ゴールをあげられる。さらに、日本は守備に痛恨のミス。勝ち越されると、最後はロスタイムにダメ押しゴールを決められ敗退。世界の壁を痛感した。

「最後にダメおし決められて、とどめをさされたんで、そこが世界のとの差かなと感じました」「FWが点を取れないと勝てないですし、点へのこだわりをもってやっていきたい」

チームに戻ってきた永井。
世界で改めて知った勝負の厳しさ。更なる高みを目指し、永井は貪欲に、そして確固たる自信を手にするために、果敢に挑む。
永井の新たな戦いが、始まった。