放送内容

2013年10月27日(日)放送

フィギュアスケート浅田真央 ~ソチへの旅路START~

カテゴリー:野球

=グランプリシリーズアメリカ大会=
実況)
「今シーズン、浅田真央は笑顔でスタート」
満面の笑顔でソチへの旅路を踏み出した浅田真央。

浅田)
「スケートを小さいころからやってきて
良かったって思えるような
シーズンにしたいなって思います。」
フィギュア王国愛知が生んだ、
唯一無二の国民的スケーター。
天性のスキル、そして天真爛漫なキャラクターで、
人気を博してきた。
わずか中学3年にしてグランプリファイナル初優勝。
さらに、バンクーバーオリンピックでは
銀メダルを獲得した。
華々しい成績を収め続けてきたスケート人生。
その全てを今シーズンに捧げる。
浅田)
「ソチオリンピックという凄く大きな舞台で、
自分のやっぱり最後の最高のすべりをできるようにと
今まで考えているので」

オリンピックで有終の美を飾るために・・・。
浅田は代表選考の1つ、グランプリシリーズに出場。
浅田)
「一つ一つの試合がソチに向けての
第一歩だと思っているので
精一杯の演技をしたいと思います。」

“集大成”、それを物語るのがショートプログラム。
選んだ曲は・・・=ノクターン=
実はこれ、7年前にも演じた思い出深いナンバー。
浅田)
「(振付師との話で)このオリンピックで今までに
一番いろんな人の評価が高かった曲にしよう。
それは“ノクターン”しかないねって話になって」

7年前、それは高校1年だった浅田が飛躍した年。
シニア本格参戦1年目にして
グランプリファイナルと
世界選手権の両方で銀メダルを手にした。
5大会のうち4大会、
ショートでトップに立った高評価のプログラム。
初めて演じたのが、奇しくも今シーズンと同じ舞台、
スケートアメリカだった。
浅田)
「7年前なのでそれからは今はいろんな経験をしてきて
スピンもジャンプもすべてが
階段を昇ってきたんじゃないかなと思います。
久しぶりのスケートアメリカで同じ曲で滑れるので、
いい演技ができるといいですね」

グランプリシリーズ開幕戦。
ソチへの旅路がいよいよスタート!
実況)
「浅田真央7年ぶりのノクターン」

冒頭は、代名詞“トリプルアクセル”
実況・解説)
「トリプルアクセル!決めてきた!!」
両足で着氷するも大技と認定される。

浅田)
「初恋をテーマに愛あふれる滑りができたらと
思っていました。」
音楽に合わせて滑るだけだったあの頃から7年。
大人の階段を昇ってきた浅田が演じるのは・・・
恋する女性。

解説)
「ステップシークエンスは、
細やかさと伸びやかさが融合して
非常に見ごたえがありますよね!」
初恋に胸ときめく乙女を髣髴とさせる
繊細かつしなやかな演技。
ステップ、そして全てのスピンで
最高難度のレベル4を獲得した。
実況)
「7年ぶりのノクターン、
本人笑顔でうなずいて演技を終えました。
まさに、成長した証を同じ作品で見せてくれました。」
グランプリシリーズ自己最高の70点越えに驚きの表情。
またもノクターンで首位発進した。

一方フリーでは、
スケート人生で最も難しいというプログラムを披露。
トータルで、バンクーバーで出した自己ベストまで
あと1点に迫る高得点をマークし、アメリカ大会優勝。
集大成のシーズン、
ソチに向け幸先の良い滑り出しを見せた。
浅田)
「評価していただいて自信になりましたし、
もっと自分の演技をすれば
もうちょっと(得点が)出るというのが分かりましたし、
これを通過点にして次に備えたいと思います。」