今回は伊集院所長がスタジオを飛び出しナゴヤ球場へ
チーム再建のカギを握る選手たちを直撃してきました。
~吉見一起投手~
吉見投手は、右ひじを痛め今年6月に自身4回目となる手術を決行
メスを入れてから5か月たったいま40メートルほどの
キャッチボールができる状態にまで回復しています。
来年6月に復帰を予定している吉見投手は今の心境について
「正直、元の状態に戻るのかどうか不安はある
自分の中では来年も大事ですし、再来年が自分の野球人生にとっていろいろな面で大事かなと。」
復帰するときの自分のピッチング像については・・・
「願望は145キロ以上を投げたい。
こんなにトレーニングしたのでスピードが速くなっていてほしい。
それに期待して来年のマウンドに上がりたい」
野球人生をかけ、復活に挑む来シーズン、
いまの率直な想いを語ってくれました。
~浅尾拓也投手~
今年は、右肩の怪我の影響で出遅れ、つらく長い2軍生活を送りました
それでも7月から合流すると、34試合に登板しフル回転、
防御率は1.47と好成績を残しました。
チームは初めてクライマックス進出を逃したがどんな心境だったのか?
その本音を語ってくれました。
一番印象に残った試合については
「9月のクライマックス進出のかかった広島3連戦ですかね。最悪でした
なんのために一軍に上がってきたのか、自分に腹が立ちました」
この3連戦の初戦と2戦目に登板した浅尾投手はいずれの試合も失点してしまい、
2試合連続で負け投手となりました。
シーズン中、思うようなボールが投げられず、
自分のピッチングに納得できなかったといいます。
浅尾投手はシーズン終了後
現役最年長の山本昌・守護神・岩瀬など多くの選手たちが愛用する
鳥取のワールドウィングを初めて訪ねました。
「トレーニングをしたあと、キャッチボールをしてみて、とても肩の動きがよくなった
痛みを感じずに投げられた」とその手ごたえを感じています。
来シーズンこそ、一年間通して一軍で活躍すると力強く話してくれました
~大島洋平選手~
今年、大島選手はWBC出場のため例年よりも早めの調整を続けていました。
しかし2月の沖縄キャンプで左ひじを痛め、チームを一時離脱、
なんとかこのあと、WBC代表候補合宿に参加するも、
結果は出ずメンバー落選となりました。
左ひじの怪我はシーズン中にも影響を及ぼしました
「左ひじを怪我して、万全の状態ではないまま試合に出続けていたので、そこからおかしくなった」
シーズン中、打撃フォームを変えたり、
試行錯誤を繰り返しましたが、結果はなかなかでなかったといいます
落合GMからは契約交渉時に
「来シーズン、タイトルを一つ獲れ!
首位打者や200本安打を達成すればお前の評価が変わる!」
と言われたことが励みになっているという大島選手。
来シーズンの巻き返しを目指します。