放送内容

2014年07月06日(日)放送

高校野球スペシャル ~愛知~

カテゴリー:野球

全国で神奈川の190チームに次ぐ
2番目に多い189チームが参加する愛知。
シード権が与えられる春の大会では
強豪校が敗れる波乱もあり、
ベスト8に公立勢4校が入った。
シード校・・・
愛知啓成・中京大中京・東邦・岩津・
愛知黎明・成章・大府・豊田西


春を制したのは愛知啓成。
1試合平均8点以上をたたき出し、創部14年目で愛知県初制覇!
夏に弾みをつけた。
加藤樹主将(3年)
「本番は夏の大会なのでここで満足しないで
もう一度練習をやっていきたいです」

去年秋の愛知王者、東邦は
全国屈指の総合力。

愛工大名電はノーシードから
3年連続の出場を目指す!


そして、4年ぶりの甲子園出場を目指す中京大中京。
強打を誇る今年のチーム。
キーマンは、1年生の秋から不動の4番を担ってきた
3年生の山下恵矢。
そんな彼が、春にアクシデント。
守備でチームメイトと激突し
右手首を脱臼、全治2ヶ月の大ケガを負った。
「ぶつかってから、しばらくの記憶はなかったです。
夏に復帰できるかどうかが一番不安でした」

最後の夏、限られた時間の中
山下は、チームのためにできる事を考えた
「怪我はチャンスだという言葉があるんですけど、
こういう時にメンバーの良いところや悪いところとかを見て
アドバイスできますし、
良いところであったらそれを参考にして
取り入れることもできます。
そういった面でプラスに考えることもできるかなと思います」

ケガから2ヶ月後
「ギプスと(手首の)ピンが取れました。
この指の動きの感じなら 夏、やっていけそうです」

復活をかけて、いざ、最後の夏へ
「いっぱい迷惑をかけてきてしまったので、
試合で活躍することによって
チームに恩返ししたいです。
最後なので、夏にかけて全力でやって行きたい」

頼れる4番が戻ってきたその時
中京大中京が夢の舞台へと近づく――