これまで幾多のドラマが生まれてきた甲子園。
そんな甲子園の熱き物語を16年に渡って見守り、球児たちを取材し続けてきた長島三奈。
1998年から熱闘甲子園のキャスターを務めるなど、球児たちの姉のようにその姿を見守ってきた。
高校野球を愛してやまない長島三奈さんと共に、甲子園の魅力に迫った!!
三奈さんが挙げた名勝負は、『1998年の準々決勝 横浜×PL学園』
怪物・松坂大輔が1人で250球を投げ抜き、完投勝利。3時間37分にも及ぶ死闘だった。
試合後の取材で見かけた、勝った横浜の選手が号泣し、負けたPL学園の選手が笑顔だったのが今でも忘れられないとのこと。
伊集院所長が選ぶ名勝負は、『1998年の2回戦 豊田大谷×宇部商』
延長15回、宇部商の2年生エース藤田がこの試合211球目を投じようとした時、まさかのボーク。
甲子園史上初のサヨナラボークで、熱戦は幕を閉じた。
三奈さんの印象に残っている学校は、『駒大苫小牧』
・相手チームに伝令が出ると、聞き取りやすいように駒苫のブラスバンドがボリュームを下げる。
・フォアボールの際は、バットを丁寧に置き、右バッターは球審の前を通らず、後ろを通って1塁へ。
「ぜひ、駒苫のそういうシーンにも注目してみてください」とのことでした。
熱闘甲子園のキャスターを長年務めるなど、高校野球=長島三奈さんのイメージが強いですが、実は昔、セ・リーグとパ・リーグの区別がついていなかったなど、衝撃の事実を暴露!
球児に「三奈さん、野球あんまり知らないですよね」とたまに突っ込まれている事も発覚!!笑
そんな三奈さんが選手の顔と名前を覚えるために自ら作ったという、写真入りの取材ノートを見せてくれました。ダルビッシュ有投手らの高校時代の写真が貼ってある貴重なノート。打率や球種は一切書いてありませんでしたが、どの選手もすごく笑顔で写っており、三奈さんと球児との関係性が写真に表れていました。
対談中に当時を思い出し、三奈さんが思わず涙を流す場面も…。
伊集院所長も高校野球好きということもあって話は大いに盛り上がり、予定していた収録時間を大幅にオーバーしてしまいました!笑