球界のレジェンド 山本昌投手。
9月5日の阪神線で日本プロ野球史上、
最年長での勝利を挙げました。
しかし実はシーズン中、ある異変が起きていました。
10月に発表された右目の網膜剥離の手術。
「(9月23日の)巨人戦の時にはちょっと曇っていたんですよね、右目が」
「手術前は(右目の視力が)0.2くらいまでおっこっちゃったんです。
(11月の)いま0.6くらいまで上がってきたので半年くらいかけて徐々によくなっていく」
調子の上がらないシーズン前半に加え網膜剥離を患うなど、
苦しい1年だった昌さんですが、さらに衝撃の事実が・・・・
「結石とも戦っていたんですよ、今年は」
「(体内に)石があったんですよ、もう出ましたけど」
「右目のアクシデントがあって、結石もでたから、あとは良くなっていくだけだから」
さまざまなアクシデントを乗り越え
50歳となる来年も現役を続ける昌さん。
そんな中、契約更改では来年、「9割方引退」と語りました。
近づく集大成に向け、球界のレジェンドの想いとは・・・
「やっぱり今年は瀬戸際だったですね、本当0勝で終わったらまた考えることもあった」
「でも今が一番自信があるんです」
「5勝でもなんでもする気でね、下手したら10勝するくらいの気持ちで
シーズン入るつもりでいるので」
「50歳の底力を見せたいと思います」
まだまだ来年への意欲は充分。
節目の50歳を迎える来シーズンも球界のレジェンドは全力で突き進みます。