３月。ハリルホジッチ新監督を迎え、ロシアＷ杯へ船出を切ったサッカー日本代表。
その中で、グランパスの２人のストライカーがメンバーに選出された。
永井謙佑（26）と川又堅碁（25）の２人だ。
永井の持ち味であるスピードには、ハリル監督も大きな期待を寄せる。そして、多くの逆境を乗り越え、初めての日の丸を背負った川又は、代表２試合目にして初ゴールを決めた。

今回のスポケンは、グランパスの未来を託され、そして日本の未来を担う２人のストライカーの凄さの秘密を徹底解剖！！
永井のスピードの秘密、そして川又のサッカー人生のルーツを探った。

永井のスピードを支えている秘密の１つは「スパイク」
スタッドに特別な加工を施し、より地面を噛める仕様になっている。
そしてもう１つが「インソール」
足の型を取り、世界で一つだけのオリジナルインソールを使うことで、より力を効率よく伝えることができる。
さらに、動作解析の権威である、愛知県立大学の湯教授に映像を解析してもらうと、驚きの結果が得られた！！
なんと、２０ｍまでは、世界最速の男、ウサイン・ボルトよりも速いのだという。その理由は…
（1）ピッチが速い
毎秒５歩踏み出せる陸上界でもトップレベルの素質の持ち主
（2）最大速度の持続時間が長い
トップスピードのまま、長く走ることが出来る
（3）スタートが速い
スーパーカーのようなエンジンを持っていて、あっという間に加速できる（下半身の筋力がスゴイ）
（4）頭を振って加速し、前傾姿勢で走ることが出来る
普通だとバランスを崩しやすいが、永井は頭を使い加速している
これらの結果を受けて、湯教授は、５０年、１００年に一人の逸材だと語った。

そして川又の波乱万丈なサッカー人生のルーツを探る為、生まれ故郷である愛媛を訪れた。母校・小松高校の取材や、サッカーの恩師への取材では、川又の当時のエピソードが！！
かつては、お祭り男、憎めないやんちゃ坊主だった川又が、幾多の苦難を乗り越え、日本代表へと登り詰めたルーツが明らかになった。

まずはグランパスでの活躍を誓った永井と川又。そこで結果を残すことが、日本代表へと繋がる。
２人のストライカーの活躍から、これからも目が離せない！！