和製大砲 福田永将
福田選手は2006年、高校生ドラフト3巡目でドラゴンズに入団
1軍初出場はプロ3年目の2009年だった。
代打でいきなりのプロ初打席・初ホームラン!鮮烈なデビューを飾る
しかし、その後安定した成績を残すことはできなかった。
去年までで、ホームランはわずかに4本
だが・・・男は覚醒する。
開幕から6試合で3ホーマーとブレイク。
去年のオフから取り組んできたバッティングフォーム改良が実を結び
その豪快なスイングでファンを魅了している。
ドラゴンズ移籍1年目の亀沢恭平
プロの門をたたいたのは・・・いまから4年前
ソフトバンクの育成選手として入団。
がむしゃらにアピールを続けたが、
選手層の厚いソフトバンクで支配下登録されることはなかった。
転機が訪れたのは去年オフ、ドラゴンズから声がかかった。
50メートル5秒8の俊足に最後まで決してあきらめない泥臭さ
日に日にその存在感を増していく。
さらに、ムードメーカーとしても
移籍一年目からファンのハートをつかんでいる。
共に26歳・・・・
ドラゴンズのこれからを担う男たちの本音に迫る。
今回、テーマが書かれたカードを用意、
そのテーマについて二人に話してもらった
~同世代~
福田
「中学校のときに堂上直倫選手と試合をしたんですけど、
化物かとおもいましたね。元々名前は知っていて、試合をやって
何を投げても抑えられなかったので、こいつすげーなと思って、
でもまさか同じチームでやるとは思っていなかった。」
亀澤
「(同世代の選手たちについて)レベルの違う世界でやっている人たちだな
そもそもがプロの世界に入れると思っていなかった。
齊藤佑樹とは対戦してみたいですね。同世代の鑑なので。」
~忘れられない一日~
亀澤
「僕はデビュー戦ですね、この緊張はこれからも味わうことはない」
3月29日の阪神戦で1軍初出場プロ初スタメンを果たした亀澤選手は
いきなり第一打席でプロ初ヒットを放つと、4安打の大活躍。
鮮烈なデビューを飾りました。
「スタメンは試合当日に言われました。めっちゃ緊張しました。
あまり、打席に立ったときの気持ちとか覚えていないですね。」
福田
「僕はホーム開幕して3戦目の巨人戦ですね」
福田選手の忘れられないシーンは4月2日の巨人戦。
山口投手から放った第3号ホームラン
プロ9年間の中でなぜこのホームランを選んだのか?
「ホーム開幕戦で打てて、次の試合で打てなくて、
3戦目もチャンスで2回ぐらい打てなくて、
今までの流れだったらズルズルいってまた2軍にいくことが多かった。
そこでホームランを打つことができて、今までとは違う感覚だったので
めちゃくちゃ嬉しかった」
~世代交代~
チームの若返りがさけばれる中、
いま厳しい内野手争いを続けている福田選手。
プレーだけではなく、チームを変えようと
必死に盛り上げ役を行う亀澤選手
それぞれが考える世代交代とはいったい?
亀澤
「パフォーマンスについて監督に怒られてないということは
良いよというサインだと思っているので、これからもやり続けたい」
「世代交代というか、僕らの年代で引っ張っていかなきゃいけない。
パフォーマンス以外でもプレーでも同級生みんなで引っ張っていければなと思う」
福田
「僕らの年代がどんどん試合にでるようになって、
変えていかなきゃなという思いはあります、頑張ります」