放送内容

2015年11月22日(日)放送

ヒカルのたまご ♯8 大垣南フェンシング部 鈴村健太選手 伊藤拓真選手

カテゴリー:野球

ヨーロッパ発祥の西洋剣術・フェンシング
北京五輪で太田雄貴選手が日本人初の銀メダルを獲得し、
ロンドン五輪では男子団体が銀メダルに輝くなど
日本選手の活躍により国内での注目度も高まりました。

実はフェンシング、岐阜県で特に盛んなスポーツで
国体では2008年から史上初の5連覇を達成するなど
合計10回の総合優勝を果たしています。


岐阜でフェンシングが発展した理由。
これまで多くの日本代表選手を育てた岐阜県フェンシング界の名将、
渋谷晴雄さんの話によると、澁谷さんの私の教え子たちが指導者となり、
そこから枝葉が分かれて県内の競技人口が増えていったとのことです。
そして、教え子やフェンシング経験者の子供たちが習い始めるケースも多く
そういった子供たちの頑張りが、岐阜県フェンシングの
レベルアップにつながっていました。

今回のヒカルのたまごは、そんなフェンシング王国
岐阜県に住む二人の高校生。
今年の選抜大会・インターハイ・国体の男子団体戦を制覇し
高校三冠を達成した大垣南高校・フェンシング部の中心選手
鈴村健太選手と伊藤拓真選手です。
                            
現在高校2年生の鈴村健太選手は、
2年前の全日本選手権で、中学三年生ながら
ベスト8入りの快挙を達成。
父、元宏さんが監督を務める大垣南高校に進学し、
今年のインターハイでは団体優勝に続き、
個人戦でも見事優勝を果たしました。           
                            
同じく2年生の伊藤拓真選手は
お兄さんとお姉さんも、過去に大垣南で高校日本一、
父もフェンシング指導者というフェンシング一家のサラブレッド
今年のインターハイでは惜しくも3位、
ジュニアオリンピックカップでは鈴村選手に勝って優勝しました。

              
お互いをライバルだと意識し合い、共に刺激を受けながら
日々、ハイレベルな練習を積み重ねて切磋琢磨を続ける二人    
                                                        
目標を尋ねると
鈴村選手は「もっと強くなりたい。昔から
オリンピックで優勝したいという夢があるので
まずは東京五輪を目指して頑張っていきたい」
伊藤選手は「近い目標は、来年の選抜・インターハイ・国体の高校三冠
将来的には東京五輪の代表となり、もっと日本のフェンシングを
盛り上げていきたい。」


スポケンでは、これからも鈴村健太選手と伊藤拓真選手を応戦していきます!