放送内容

2016年02月21日(日)放送

沖縄キャンプで中日ドラゴンズのキーマンを直撃 伊集院光×大野雄大

カテゴリー:野球

掲げたスローガンは「竜魂燃勝」
5年ぶりのリーグ優勝へ!
逆襲の第一歩となるキャンプがスタートした
世代交代が進み、一気に若返った新生ドラゴンズ

そんな中、この男の活躍がチームの命運を握る
中日ドラゴンズ 大野雄大
去年は飛躍のシーズンとなった
3年連続となる二桁勝利に
両リーグ最多207イニング1/3
日の丸を背負い国際舞台の場でも戦った
プロ6年目の今シーズン・・・さらなる飛躍へ

キャンプ初日
大野は開幕を見据え今年初めてのブルペンに入った
投げた球数は22球
例年とは違いマイペース調整を続けている

「3月25日の開幕戦にとにかくベストを持っていこうと思って
 そういう調整をしています」

大野の変化のきっかけは、
去年プレミア12の侍ジャパンのメンバーとして
日本トップレベルのピッチャーと出会ったことが大きかった

「練習の姿勢をみていると、みんな意識が高い」
「大谷翔平の壁当てをみていて、1個1個のフォームのチェックというか、
 彼がそんなに繊細にやっているのを知らなかったので時間を割いて
 やっているのをみてびっくりしました。」


そして、新たな自分探しのために
今年1月プロで初めてとなる海外の自主トレにのぞんだ

訪ねたのはアメリカ・アリゾナ州にある
フィッシャースポーツ

世界各地から一流アスリートが集まるスポーツジムで
過去にはソフトバンクの工藤監督や
伝説のサウスポー・ランディージョンソンが現役時代に通っていた

シーズン通して戦える身体作りへ
自らを追い込んだ

アメリカの場合、短時間でいかに効率のいい練習ができるかを
第一に考えるため、休憩はほとんどない
体幹からウェイトまで十種類以上のメニューを
わずか2時間足らずで一気にこなしていく

「侍ジャパンにきていたピッチャーみんなが、
各自それぞれ筋力トレーニングじゃないですけど、
いろんなメニューをこなしているのをみて、前田健太であったりとか、
そういう大谷くんであったりとか、このままではダメだと、
なにか自分でアクションを起こしたいと思って」

「海外の選手がこんなにもスピードがあって、
僕たちよりも全然速かったのでびっくりしました!
顔みてたら若手に負けるかって感じの顔に見えたんですよね。
そういう所は衝撃を受けました。見て聞いて試して全ての面で
自分にとってプラスになる環境だと思うので全て持って帰りたいと思います。」

毎日が充実した日々、大野は広大なアメリカの地で
心身ともに成長しようとしていた


そして、気になる開幕投手の話題へ
伊集院所長の「開幕投手・・・ですよね?」
という問いに大野は「だと思います!」
と力強く答えた

「そのチームの顔の投手というか、
一番最初の大事なゲームに投げるピッチャーなので
つとめたいなと思っています」

自身初の開幕投手へ
投手陣の柱として期待される大野雄大が
チームを5年ぶりのリーグ優勝へと導く