いよいよ、セ・パ交流戦が31日から開幕!
過去11回の戦いで、パリーグのチームが優勝したのは実に9回。通算の対戦成績を見ても、パリーグが圧倒的な強さを誇っている。
ドラゴンズはというと、過去11年でパリーグに勝ち越すも、ソフトバンク(19勝26敗2分)や日本ハム(20勝25敗2分)に対しては相性の悪さが目立つ。
その日本ハム・栗山監督は「主軸もしっかりしているし谷繁監督がやりたい野球になっている。すごく野球を知っているチームなので難しさを感じている。」とドラゴンズの印象を話す。
そしてドラゴンズがもっとも苦手とするソフトバンクは、今年の交流戦で最初の相手。難敵攻略へ、本拠地ヤフオクドームへ偵察にやってきたのは、メ~テレ野球解説・宇野勝さん。
「走れるバッター、長距離を打てるバッター、強いボールを投げるピッチャーがいる投打のバランスがある」とその強さの理由を分析。また、「若松の緩急はなかなか。いくらソフトバンクでも苦しめられるのでは」と、去年ブレークした4年目右腕に期待をよせる。
ことしソフトバンク戦が行われるヤフオクドームでは、過去6勝16敗と大きく負け越しているドラゴンズ。通算成績でも、勝ち越したシーズンはわずかに2度しかない。
就任1年目の去年、2勝1敗で勝ち越した工藤監督は「去年は投手がすごくいいという印象はあったが、うちはどちらかというと打つ人がいるのでそういうところで少し上回ったのかな」と去年感じた印象を話す。
また、好調をキープしているビシエド、ナニータといった助っ人外国人にも警戒心をのぞかせた。とくにビシエドについては「日本でしっかり成績を残せているというのは順応性や対応能力においてスマートな部分があるんじゃないかと思っている。すごく警戒している」とコメント。
今シーズン、まさに混戦となっているセ・リーグ。交流戦の結果がペナントレースの行方を左右するといっても過言ではない。竜戦士たちがどんな戦いを見せてくれるのか、注目だ!