放送内容

2016年05月22日(日)放送

ヒカルのたまご♯13「走り高跳び」

カテゴリー:野球

今回の「ヒカルのたまご」は、ピアノを弾く男子学生!!?
なんですが、実は…岐阜大学3年生、ハイジャンパーの赤松諒一選手!
2015年の全日本インカレで自己ベストを一気に7cm更新。
2m25cmをマークし、大学日本一に輝きました。    

中学までバスケットボールをしていた異色の経歴を持つ赤松選手は、       
高校で高跳びに出会うと、わずか3年で全国高校生ランキング1位に!!    
そんな才能あふれる赤松選手の跳躍をバーの真横から見せてもらいました!

実は、高いバーを越えるためには、「助走」、「踏み切り」、「空中動作」
この全ての要素が必要とされています。
《赤松選手の跳躍》
・踏み切りまでの助走は12歩
・最初の7歩→直線でスピードをつける
・残りの5歩→曲線で体を傾け重心を下げる
・体の軸を真っ直ぐにして踏み切り、地面の反発を利用して跳躍につなげる

赤松選手のもう一つの特技はピアノ。
実は、お父さんはジャズドラマー!お母さんは掛け軸の絵などを手がける日本画家!
そんな芸術一家で育った赤松選手が高跳びを始めた理由は…
「高校の体験入部で陸上部が一番面白かったので入部したのがきっかけです。
遊びで高跳びをしたら、いきなり150cm跳べて顧問の先生に薦められました。」    
    
現在、岐阜大学陸上部ただ1人の高跳び選手として活躍する赤松選手ですが
大学には土のグラウンドしか備わっておらず、跳躍練習は出来ません。    
そのため、高跳びの練習をするのは設備の整っている競技場を借りて月に1~2回。
「試合でいつも跳んでいるので跳ぶ感覚は体が覚えている感じです。」    
    
今年の8月に行われるリオオリンピック。
その参加標準記録まであと4センチに迫る赤松選手ですが…    
自己ベストを2センチ更新するのに、(2m16→2m18)
1年かかったというほど、1センチには大きな壁があるそうです。
「東京五輪を目指しているので1年で1センチを目標に頑張っていきたい。」
大きな可能性を秘めているハイジャンパー 赤松諒一選手の活躍に期待です!