放送内容

2017年05月05日(金)放送

村上佳菜子 ~現役引退 今だから言える本音~

カテゴリー:野球

先月、現役引退を表明した村上佳菜子。
天真爛漫な姿とトレードマークの「佳菜子スマイル」で長きに渡り日本フィギュア界を牽引してきた22歳は、競技生活を終えた今、どうしても叶えたいことがあった…それは、大好きなカキ氷を心行くまで食べること!
『今までいろんなことを我慢してきたから爆発してます!!』
そんな波瀾万丈だった19年のスケート人生。引退決意後、初めてのテレビ収録で本音を語った。

■引退決意の真相
実は2014年のソチ五輪後、山田満知子コーチから引退するよう言われていたという。それでも、ソチで思うような結果が出せなかった悔しさと、まだ自分は出来るという思いがあり競技生活を続けてきた。そして、徐々に限界を感じながらも、2016全日本選手権…近年、ミスが続いていたジャンプを全て成功させるなどパーフェクトな演技を見せた。「やりきった。悔いはない。」この瞬間、長きに渡る競技生活を終える決意をした。

■19年のスケート人生「佳菜子スマイル度」
[スマイル度 10%]
3歳で始まったスケート人生。しかし、9~10歳の頃はスケートが大嫌いだった。コーチに怒られると、練習の途中で帰ってしまったことも。
[スマイル度 急上昇]
ジュニア時代から試合で結果を出せるようになり、スマイル度は急上昇!15歳でジュニアの世界タイトル2冠を獲得し、安藤美姫、浅田真央に続く快挙を達成した。「一番アスリートの心を持っていた」というほどスケートに熱中していた。
[スマイル度 100%]
シニアに上がっても目覚しい活躍を見せる中、ソチ五輪出場を果した19歳でスマイル度はMAXに。「あっこちゃんと真央ちゃんと出場できたことが一番幸せだった」。他にも、部屋のベッドが狭く、浅田と一緒にエアウィーヴを敷いてざこ寝したという裏話も!
[スマイル度 急降下]
ソチ五輪後、スマイル度は下降線を辿る。これまで共に戦ってきた仲間たちがいなくなり、一気に目指すものがなくなったという。苦しいシーズンが続いたが、最後は納得の演技でスマイル度を取り戻した。

■若手の台頭
日本女子史上最年少で200超えを達成した本田真凜をはじめ、高難度ジャンプを武器に続々と現れる新時代のヒロインたち。そんな進化を遂げる女子フィギュア界に…「ジャンプが苦手だったので本当にしんどかった」。
もしジャンプが禁止になれば?「それだったら復帰しようかな(笑)」と本音が…。

■今後について
「フィギュアスケートで経験してきたことを伝えていく仕事がしたい。具体的には解説など、織田くん(織田信成)みたいになりたい。笑顔なら負けない!!」

~19年間お疲れ様でした。
スマイル解説&今後の活躍を楽しみにしています~