2017シーズン、一度も表彰台に登ることが出来なかった羽根田卓也。実は昨シーズン、スピードアップを図り、新たなチャレンジを行っていた。
リオ五輪で銅メダルを獲得した時のシートポジションを大きく変更。試行錯誤を繰り返しながら、昨シーズンは最後まで、表彰台に登ることは出来なかった。
そんな中、2017年末。アテネオリンピック、ハンマー投の金メダリストである室伏広治とのトレーニングを行い、さらなる進化へのヒントを得ていた。
正座の状態で漕ぐ、カヌースラローム競技は、非常に日本人に向いているというのだ。室伏氏曰く、日本人に慣れた姿勢で行うカヌースラローム競技は、さらなる進化の可能性があると言う。
室伏氏とのトレーニングを経て、大きな可能性を感じた羽根田。東京五輪まであと2年。羽根田がさらなる高みを目指す。