spoken!

2007年06月26日(火)

皆様に感謝

2004年、アテネ五輪の年にスポーツ部にやってきた私。
この3年間で多くの魅力的なアスリートに出会うことができました。女子マラソン金メダリストの野口みずき選手、フィギュアスケートの浅田真央・舞選手の素敵な姉妹、微笑ましい双子ランナーの大南姉妹、甲子園を目指し白球を追う高校球児、駅伝に賭ける大学生ランナーの皆さん…。誰もがとても輝いていて、私は取材をさせていただきながら、アスリートの皆さんから元気をもらっていました。

7月より新天地で仕事をすることになりました。
スポーツ部員として北京五輪を迎えられないのは残念ですが、次なる人生を精一杯楽しんでいけたらと思っています。

アスリートの皆様に感謝、視聴者の皆様に感謝、そして周り仲間に感謝。
ホームページをご覧の皆様、メ~テレにはおりますので、今後ともメ~テレ共々よろしくお願いいたします!

2007年06月19日(火)

アスリート精神

入社以来スポーツ一筋だった私。
今回の人事異動でスポーツ部を去ることになった。12年目にして人生初の異動を迎える。しかも、次の部署は全く種類の違う仕事。
この「転機」が私にとって大きな経験となりプラスとなると信じているが「不安」がつきまとう…「自分は大丈夫なのか」「自分はやれるのか」

だが、これまで取材させてもらったアスリート達に異動の話を告げるとこんな話をしてくれた。
 アスリートA 『選手が同じ練習を続けることは当然大事です。積み重ねが結果となるのです。しかし、それらを全て壊してまっさらになることも必要なんです。違う競技をやってみることでヒントを得ることもありますし、違う角度から自分の競技を見つめることができます』
 アスリートB 『ボクらは「変わる」って難しいんですよ、怖いですからね、でもそれをしないと前に進めないんですよ、向上心がなくなったら終わりですからね』
 アスリートC 『乗り越えられた時に大きな成長となるのです、だから自分を信じて前向きに行けばいいですよ』

分かってはいたけど、世界のトップで戦う彼らに言われると…ずっしり心に響く。そして同時に自分に問いかけている。果たして私は日々戦っていたのか?流されてはいなかったのか?向上心はあったのか?

たくさんのアスリート達に支えられてきたこの11年間。かけがえのない日々を過ごした11年間。私は「アスリート」ではないがスポーツ部で培った「アスリート精神」を持ち続けたい。

2007年06月12日(火)

飴のち曇り

岐阜からJリーグ入りを目指し今季JFL(日本フットボールーリーグ)で戦う
FC岐阜のホームゲームに、先日取材に出かけた。
JFLは残り2試合で前半戦を終了。
FC岐阜は開幕から快進撃を続け現在の順位は3位、
JFL初参加のチームでは文句のない成績を残している。
その活躍に県民、市民の関心も高く、入場者数は増え続けている。
だが、一言言わせてもらうとサッカーの華であるゴールが今季は極端に少ない。
相手チームとの力の差は歴然としていてもゴールが奪えない、
あきらかな決定力不足なのである。
サポーターは一試合1得点ではたとえ試合に勝っても面白くなく、
手放しで喜べないのである。
そんな中、シーズン途中からFC岐阜の財政面をバックアップしようと、
岐阜の山中製菓(飴製造販売)がスポンサードしてホームゲームで、
チームロゴがプリントされたハッカ飴を無料で配った。
またパッケージには「サポーターは声が命」といかしたコメントがついており、
他にも「FC岐阜を盛り上げよう」など数種類ある。
サポーターはこの飴をなめてスタンドから声を張り上げているのだ。
選手にはただただ頑張ってもらいたいの一言。
ゴールラッシュに期待!晴れるのを待つ。

2007年06月06日(水)

新ノムさんのボヤキ・歌声編

プロ野球は交流戦に突入し、ドラゴンズは4勝4敗の交流戦6位につけています。(6月1日現在)
そんな中、注目なのはやっぱり楽天!元ドラゴンズの山崎武司選手が連日のようにアーチをかければ、ルーキーのマー君こと田中将大投手が勝ち星こそ2勝しかしていないものの、好投を見せてくれるなど、球団誕生から3年目にしてようやく「戦う集団」なったと言えるのではないでしょうか?

先日、ドラゴンズVS楽天の試合取材に豊橋球場へ行きました。前回、スタッフの一言でも話をしましたが、楽天戦の醍醐味と言えば…やっぱりノムさんのボヤキ!今回もどんな話が飛び出すのだろうとワクワク期待しながら、練習中のベンチに陣取る監督のそばへ。この日、楽天は球団誕生1年目の開幕戦以来となる貯金1を目指す注目の一戦でした。
しかし!そんなゲームを知ってか知らずか、天の神はどんどんと雲行きを怪しくさせていきます。するといつものように記者たちとの雑談をしていたノムさんが突然…

「雨~雨~降れ~降れ~♪ハハハ~♪」

と監督が歌い出すではありませんか!?
何の前触れもなかったので、記者たちは急に歌うノムさんに大爆笑!!
でも監督の顔はとても穏やかで、貯金1を前にとても充実しているように私には見えました。そしてオープン戦の時に取材して感じた、ピリピリと肌で感じるような雰囲気はもうそこにはなく、私も以前のように、「ド」がつくほどの緊張はありませんでした。

前日の浜松球場で、逆転勝利を飾り「やっぱり野球は楽しいですなあ~」と話していたノムさん。残念ながら、この日はノムさんの歌声は天には届かず!?試合もドラゴンズに敗れて、楽天は貯金を奪う事はできませんでした。それでもこの素晴らしい監督とともに、戦う集団に生まれ変わった楽天。この2年間、「勢い」のあるチームがパリーグを制覇している事を考えると…
東北楽天ゴールデンイーグルス初のクライマックスシリーズ出場、そしてペナントまで制覇しちゃうなんて事もあるかも知れませんね!!