2007年09月25日(火)
フィギュア王国・愛知
最近スケートリンクへ行く機会が増えた。取材ではなく滑るために。「スポ研」企画~女子アナフィギュアスケーターへの道~で、メ~テレ・鈴木しおりアナが連日、大須のリンクへ練習のため通っている。その付き添いもかねて、筆者も眠っていたホッケー靴を引っ張り出して、氷の上に立っているわけだ。大須出身の私は小学生の頃から週末になれば大須のリンクで1日を過ごしていた。当時、同じリンクで小学校低学年だった伊藤みどりが真ん中でクルクル回り、ジャンプをビシバシ跳んでいるのを横目で見ながら…
あれから30年…伊藤みどりが同じようにリンクで滑っている。それを見つけた鈴木アナは感激していた。「おととしまでだったら、真央ちゃんや美姫ちゃんも一般滑走で普通に滑っていたんだよ。」と言うと、驚いていた。そして元祖・トリプルアクセルのみどりさんにちゃっかり出演交渉もした鈴木アナ。「私にジャンプを教えてください!」突然のお願いにもみどりさんはにっこり微笑んでくれた。
学校が終わる時間になればリンクはフィギュアスケーターを目指す子供たちであふれかえっている。比較的狭い大須のリンクに加え、数十人のちびっ子スケーター、リンク内はごった返している感じだ。以前、真央ちゃんは「狭くて大勢いる中で練習したから、上手になったかも」と話していた。五輪・銀メダリスト伊藤みどりを産み、その後数々のスケーターが育った大須のリンク。みなさんも運動をかねて金の卵たちがいっぱいいるリンクへ行ってみれば、フィギュア王国・愛知を実感できることでしょう。
2007年09月18日(火)
スポーツ好き(ずき)って…
スポーツ好き(ずき)に悪い人はいないんです。
だから、
仮に、部屋のそこここに、ミットやら、ダンベルやら、バットやら、ゴルフクラブやら健康器具やらが散らばって、室内が若干雑然として見えても、
仮に、部外者にはおよそ理解不可能な、体育会系のノリ突っ込みで会話が進んでも、
仮に、深夜のスポーツ中継に、やおらテレビの前に集い、画面に向かって大いに批評、時々、たまーに応援でも、
仮に、何事にも負けず嫌いで、カラオケで歌い切れるまで『壊れかけのラ○オ』に何度トライしようとも(断っておきますが『壊れかけのラ○オ』は間違いなく名曲です)、
仮に、会議で、何の脈絡もなく、突然気の向くまま部長が小噺をして、爆笑となることがままあっても、
スポーツ好きに悪い人は、いないんです。だから、スポーツ好きが集うスポーツ部に加入できた私は、大変幸せです。申し遅れました、9月より新規加入しました。
スポーツ好きは自由人というか、豪放磊落というか、スポーツ部には大変自由な空気が漂っています。
と、ここまで書いて思い出したことが…。
今や反町ジャパンのエースとなっている平山相太選手。かつて、アテネ五輪代表に飛び級で初召集され、メディカルチェックのために長崎から上京した時のこと。当時は国見高校サッカー部員で、羽田空港の到着ゲートに現れた平山選手は制服姿、そして、手ぶら。何も持っていない。荷物は?「ありません」。手ぶらできたの?「はい」。ええっと、下着とかは?「ありません。替えなくても明日くらいなら大丈夫」。まさかお金はちゃんと持ってきているよね?「あ、数千円は入っています」。本当に何も持ってこなかったんだねえ?「いえ、洗顔フォームは持ってきました。気になるんで」。そう言って、制服ブレザーのポケットから洗顔フォームを取り出した。おい、他に気にするものがあるだろう!心の中で突っ込みを入れたっけ。
やっぱりスポーツ好きは、どこか器が違うんです。
あ、ちなみに、スポーツは好きですが、私は凡人です。よろしくお願いします。
2007年09月11日(火)
水上の甲子園大会
がばい旋風・佐賀北高校の優勝で幕を閉じた夏の甲子園大会の1週間後、蒲郡でもうひとつの甲子園大会」があった。「SG第53回モーターボート記念」。競艇の話である。このレースは全国の競艇場から選ばれた選手が頂点をめざすことから「競艇界の甲子園」といわれているのだ。全国の精鋭が火曜日から予選を戦い、日曜日の優勝戦で1位になった選手が王者となる。
筆者は番組収録のため、準優勝戦が開催された土曜日に競艇場に足を運んだ。蒲郡競艇場は全国でも数少ないナイター設備のある競艇場で、カクテル光線の下、本家甲子園に負けない白熱した戦いが繰り広げられた。9Rは4号艇・市川哲也がスタート直後の1マークでまさに神業のようなツケマイ(=内側から切り込んで抜く)を決めて観客をうならせた。11Rは地元愛知の赤岩善生と、がばい旋風再現なるか佐賀の上瀧和則の2着争い(2着までが優勝戦に進出できる)が熾烈を極めた。技ありスタートで2番手につけた上瀧。しかし地元のコースを知り尽くす3番手の赤岩がじりじりと差を詰める。2周2マークで赤岩が豪快に切り込んでついに上瀧をとらえる。とらえた瞬間、場内から歓声があがった。(やはり地元は声援が大きい)しかし抜かれた上瀧も喰らいつく。すさまじいデッドヒート。結局最後は赤岩が上瀧を押さえ込んで優勝戦進出を決めた。競艇界トップ選手たちの究極の技術と勝利への執念。観客も筆者も大いに魅せられ興奮した。(最も筆者が興奮したのは仕事の合間にこっそり舟券を購入し、見事3連単1-2-6を的中させたためもあるが…)
まだまだ「ギャンブル好きのおっちゃんが集う場所」というイメージが強い競艇だが、夜風に揺られながら見るナイターレースは雰囲気があって、女性客同士や若いカップルにも違和感なく楽しめる感じがある。また、昼間は「仮面ライダー」のステージがあったり、キッズルームも備わっていて、子ども連れでもOK だ。さらに蒲郡競艇場はよりたくさんの人に競艇場に足を運んでもらおうと、8月2日から来年3月まで100円の入場料を無料にした。「おっちゃんの遊び場」から「女性、家族連れの楽しめるスポット」に変わろうとがんばっているのだ。まだ競艇場へ行ったことがない人は行くといろいろ発見があるはず。
2007年09月04日(火)
健康器具で大変身!健康器具でやせられるのか?通販CMは深夜独占状態!ビリーズ・ブートキャンプは大ヒットして今まさに健康ブーム到来。
先日、通販会社に潜入取材をした結果わかったことがあった。健康器具のほとんどがウエストや腹筋を強化する器具なのだ。その理由は「老若男女誰しも外見を良くしたい」ということ。それで試したものの長続きせず、3日も立てば押入れにしまってしまうのが現状。これでは自分の理想とするボディーは無理なのである。
では、どうしたら良いか?
それは、器具を使うだけではダメで毎日の食事(カロリー制限)もしっかり計算しながら継続的に運動すれば必ず結果は付いてくるのである。現在スポーツ部には懐かしいぶら下がり健康器などいろんな器具がゴロゴロしているが悲しいことに誰も使っていない。部員の大半がメタボリック予備軍なのに…