2010年04月26日(月)
「それが、エースです」4月7日の日本代表・セルビア戦でケガを悪化させて以来、戦列を離れていたグランパスのエース・玉田がチームに戻ってきた。鮮やか(?)な復帰ゴールとともに!!
それは、4月25日の日曜日、Jリーグ第8節vsセレッソ大阪戦でのこと。
攻守が激しく入れ替わる戦いながら、互いにゴールを割ることが出来ず、ゲームは0対0のまま、後半ロスタイムに突入した。その後半ロスタイムに、エース・玉田が得たFKのチャンス。ペナルティエリアから中央右よりに数メートル離れたところから、玉田が軽く一蹴りする。
ゴール前にあがるボール―。
ヘディングシュートを狙うグランパスの選手と相手DFの競り合い―。
そしてボールは?!クリアしようとした相手DFにあたって、ネットを揺らした(ように見えた)
オウンゴール…か?通常ならすぐさまに場内に響き渡る「ゴール」のコールも、得点者や得点時間のコールも何もない。うん?何で?どうしたの?結局、何のコールもないまま試合は終わった。
記者席では、「あれって、誰かに当たっていたよね?」「当たった」「増川選手?」「いや、相手DFでしょ?」と、得点者を特定できずに右往左往。
そして、試合終了から数十分後、公式記録が発表された。記録は…
「時間 90+1 得点者 玉田圭司 右 直接FK 左足」
映像を見直しても、確かにボールは相手DFにあたって、軌道を変えてゴールしていた。でも、でも、それでも、あれは玉田のゴール。
ゲーム終了後、あのゴールって…?という質問に、
「僕のゴールです。勿論!僕のゴールです(笑)」
にんまりと玉田は笑ってみせた。
南アフリカW杯の日本代表メンバー発表まであとわずか。代表入りを狙うライバルたちが次々ゴールを重ねる中で、ケガでゲーム出場すらままならなかった玉田にとって、試合復帰とゴールは喉から手がでるほど欲しかったもの。その玉田が、復帰戦決勝ゴールという最高の結果を手繰り寄せた。しかも、かなりのラッキーな形で。
実力に、運に、話題性に、そのすべてを引き連れて…だから、それが、エースなんです。
2010年04月20日(火)
「エースへの自覚」
4月15日の横浜戦で、去年のセリーグ最多勝・ドラゴンズの吉見選手が、2勝目をマークしました。
開幕からなかなか波に乗れない吉見でしたが、この試合は、コントロール抜群。打たせてとるピッチングで横浜打線に得点を許しませんでした。完封こそ逃したものの、その表情からは笑顔がこぼれていました。試合後、「責任を感じていたから勝ててよかった」とその気持ちを語ってくれました。
今シーズン、開幕投手を初めて任された吉見選手ですが、本来のピッチングが披露できず、黒星スタート。その後も、なかなか先発として役割を果たすことが出来ず、苦しいピッチングが続きました。
開幕投手として、初戦から流れに乗れなかったこと、早い回で降板してしまったことで、中継ぎ陣に負担をかけていたことなど、多くの責任感を感じていたといいます。
コーチに、調子がいいときのフォームを教えてもらい、何度もビデオでフォームのチェックをしていたという吉見投手にとって、この勝利は格別だったのではないかと思います。
落合監督が「あいつが走り出せば、他も走り出すでしょう」というとおり、吉見の勝利でチームが勢いづくかもしれません。
2010年04月16日(金)
「集中力の敵は寒風」
15日男子国内ツアーが三重・多度CCで開幕し注目は昨年の賞金王石川遼選手。
前週の米メジャー大会マスターズで無念の予選落ちをして気持ち新たに挑んだ。
昨年勝負どころでスーパーショットを連発しギャラリーを沸かせた石川選手、今年はどんなプレーを見せてくれるのか?遼君公認の「見守り隊」も予選初日から出動!
すっかりお馴染みとなった蛍光イエローの帽子に肩掛けポーチ(RYOと刺繍入り)のおば様集団が固唾をのんで脇をかためます。
ところが初日は手がかじかむほどの寒さと強風でプレーは超スローペース、
繊細なショットを放つプレイヤーには最悪なコンディション、ショット後にすぐ手袋を
はめるなど対処するも打っては待たされる悪循環に心も体も冷えてしまう。
さすがの遼君も集中力を保つのは難しく笑顔が消えた。
結果、寒すぎてショットの距離感がつかめず6オーバー88位タイと予選落ちの危機、最終ホールを終えて本当に寒そうにクラブハウスに戻ってきた石川選手が印象的だった。
ところが遼君は一息つくこともなくその足で練習場に向かった。
この姿勢が遼君の強さかもしれない。
明日からの巻き返しに期待した。
2010年04月05日(月)
「7年目の春・・・スポケンリニューアル」
この前、年が明けたと思ったら、あっという間にもう4月ですね
入学、進学、就職、そしてプロ野球シーズンの開幕!
先日、美容院に行ったときの事
私のとなりに来たお客さんが熱狂的なドラゴンズファンだったんです!
座るやいなや、今年の主砲ブランコはどうのこうの、去年最多勝の吉見の投球フォームが・・・落合監督の采配が・・・etc
さらに、他のお客さんも混じってなんとドラゴンズ談義が勃発!!・・・改めてドラゴンズの人気の高さを実感した瞬間でした
ちなみに私はドラゴンズの取材者であるということは隠し通し、ふんふんと聞いてました
ところで、スポケン!は4月からリニューアル
2004年の「光るスポーツ研究所」からはじまり、この4月から7年目
これまでどおり、これまで以上にドラゴンズを中心に東海地区アスリートの活躍を深く、熱くお伝えしていきます
ちなみに私はスポーツ部に来て気付けば15年目・・・同じくリニューアルして心機一転がんばります!