2011年05月30日(月)
「あいさつ」現在プロ野球はセ・パ交流戦の真っ只中。
例年、苦戦するドラゴンズも今年は好調で白星を重ねています。
そして交流戦の醍醐味といえば、
なんと言っても普段見ることが出来ない対戦が見れること。
特にパ・リーグには日本ハムのダルビッシュ、楽天のマー君、西武の涌井
ソフトバンクの和田など球界を代表するピッチャーがたくさん。
先日、ナゴヤドームで登板したダルビッシュ投手のボールは、
お金を払ってでも見る価値のある、まさにプロのもの。
仕事を忘れるくらい久しぶりに興奮しました。
そんな中、翌日のグラウンドで興味深い光景を目にしました。
ドラゴンズの練習中に、ダルビッシュ投手がグラウンドに現れると
和田選手、森野選手のところへ。
特に森野選手は前日の対戦で三振を奪われたボールについて
身振り手振りを交えながら、真剣勝負を振り返っていました。
そこで2人が浮かべていた最高の笑顔を見て、
ダルビッシュ投手の意外な一面を感じることが出来ました。
とはいえ、今シーズンから「グラウンドでユニフォーム着用者が
相手チームのプレーヤーと親睦的態度をとること」を禁じる野球規則が
厳しく適用されることになりました。
例えば、開門して観客が座席に座ったあとは、相手チームの選手との
私語談笑を禁止するとのこと。
この場合、まだ観客が入っていない状況だったので
ダルビッシュ投手の行動は問題がないと言えそうですが、しかし・・・。
真剣に戦った者たちがお互いを称え合ったり、久しぶりに会った選手たちが
あいさつを交わすことは許されないことなのでしょうか。
先日、ナゴヤドームにドラゴンズ出身の選手が多い楽天が来た際には
僕自身もお世話になった人たちにあいさつをしに行きました。
そこでお互いの近況などを話すのは今や、毎年恒例の楽しみのひとつとなっています。
この間、ある試合でヒットを打った選手が1塁に行くと、打撃不振のファーストの選手が
ユニフォームにタッチして好調なエキスを吸い取ろうとしていました。
もちろんどちらの選手も笑顔です。
ファンの人にとってもどの選手とどの選手が仲がいいのかなど、
興味のある部分で、プロ野球観戦の楽しみといえるのではないでしょうか。
今回は大相撲の八百長問題を受けて、
あらぬ疑惑を招かないための厳格化ということですが、
先輩や目上の人に「あいさつ」をするという
律儀な日本人らしい行動を、もう少しおおらかな感覚でとらえられたら・・・。
みなさんはどう思いますか?
2011年05月23日(月)
「菰野対決」2008年のドラフトでオリックスから3位指名を受け入団した西勇輝。
プロ3年目の今シーズン、開幕から4勝1敗と結果を残しています。
マスコミも日本ハムの斎藤佑樹に対し「西のユウキ」と大々的に取り上げ、知名度は急上昇中!
高校時代と変わらない笑顔溢れるピッチングは、見ていて何かホッとします。
この前、お祝いの電話をしたら「一気に取材が増えました!」と興奮気味でした。
そんな西くんとの出会いは、彼が菰野高校3年の時。
当時入社1年目だった僕にとって、初めてのインタビュー相手が西くんだったんです。
彼には、同じくプロ入りした菰野高校の後輩がいます。
ドラゴンズのルーキー関啓扶。
西くんがプロ初勝利を挙げた時は、後輩としてお祝いの連絡を真っ先にしたかと思いきや、
「まだ関からお祝いの連絡がないんですよ」と、ぼやいていた西くん。
実は西くんと関くんは、どちらが早くプロ初勝利を挙げるか勝負していたとのこと。
そこはプロの世界で1年目から一軍の試合で投げている先輩・西くんが貫禄をみせました。
一方のルーキー関くんは、現在は二軍でプロの世界で勝負する為の土台作りに励んでいます。
数年後、交流戦で西 vs 関の菰野対決が見られるのを、今からとても楽しみにしています。
2011年05月20日(金)
「ニューヒロイン誕生」先日のゴールデングランプリ陸上という国際大会で、
日本新記録を出した女子の日本代表リレーメンバー。
そのアンカーという重要な役割を果たしたのは、
チーム最年少、ハタチの女子大生スプリンター市川華菜選手。
彼女は、豊田市生まれで現在は中京大学に通う、生粋の愛知っ子。
アイドル並みのルックスと、サバサバした性格。
鍛え上げた筋肉で、全身が締まった体、スタート直前に放つオーラ。
カメラを向けると緊張…でも、真面目な話が終わると「いぇ~い」とカメラに向かってピースする…
私は、そんな彼女にゾッコンだった。
今シーズンに入ると、短距離で驚異的なタイムを立て続けに出し、
さらには、日本のトップ選手が集結する、日本代表のリレーメンバーにも選出された。
憧れだった選手達と同じチームで走るリレー。
合宿では、緊張して神経を張り詰めすぎて、高熱が出たとか。
それでも、熱が出たのを隠して練習し続けた、彼女。
その結果、日本代表リレーチームは日本新記録を樹立!
まさに、トップスプリンターの仲間入りを証明した瞬間だった。
チーム最年少で、日本最速の福島選手からバトンを受け取るという、
超重大任務を終えた彼女は、
「震えました~でも何より、プレッシャーが一番大きかったから、本当に良かったです」と
ホッとした表情で、いつもの女子大生の顔に戻っていた。
大きな経験を積み、成長し続ける彼女が、
日本最速になるまで、そう遠くはない気がする…
ハタチの女子大生スプリンター、市川華菜の特集は、
SPOKEN!5月21日(土)放送予定!
2011年05月02日(月)
こちらの腕前も・・・グランパス・永井謙佑選手。ここまでACLで2得点の活躍。圧巻のスピード、決定力、大物ルーキーぶりは目を見張るものがある。
その永井選手、「モッてる」のはサッカーじゃないということを、見せてくれた。それは、オフ、釣堀に行ったときのこと。普段は、海釣り、「釣堀」はほぼ初体験。さらに、夕方からのつり始めとあって、釣堀のご主人は「いやあ、初心者の方ですか・・・。今日は朝寒かったりしたから、今の時間からは釣れないと思うんですけどね~」。
最初は、餌をもっていかれてばかり、「悔しいなあ」「負けず嫌いが出る」とぼやいていた永井選手。が、そこは「モッている」ルーキー。見事、へらブナを釣り上げ一言。「俺、初心者じゃなかったかもしれない。初心者は釣れないって言ってたもんな、おじさん」と、かなり得意げ。
でも、裏話をすると、一緒に行った田口泰士選手も同じくほぼ初体験ながら、2匹を釣り上げていたんですけどね・・・・。