2012年07月31日(火)
「中日ドラゴンズ・大野雄大」7月11日の阪神戦。
中日ドラゴンズ・プロ2年目の大野雄大が初勝利をあげました。
大野が1軍の舞台に立ったのは、
優勝マジック2で迎えた2011年10月の巨人戦。
先発を任されるも自慢のストレートが通じず、4回7失点。
プロの洗礼を浴びました。
そして、その日の巨人の先発は同じ年の澤村。
澤村はドラゴンズ打線を力のあるストレートで抑え込み、完投勝利。
その差は歴然でした。
悔しさを胸に大野は、持ち味のストレートを磨き続けました。
今年の1月にはエース・吉見の自主トレに同行し、体の使い方をイチから学びました。
2軍ではストレート中心のピッチングを貫き、防御率1点台の好成績。
そのストレートのキレに本人も自信を深めていきました。
迎えた7月11日の阪神戦で今シーズン初先発。
立ち上がりから、ストレートで押すピッチングでMAXは147キロを記録。
高木監督も「まっすぐに力があった」と評価し、球速以上の力強いストレートがそこにはありました。そして、念願のプロ初勝利。
それでも、大野にとっては単なるスタート地点に過ぎません。
「次の2試合目の登板が大事になる。そこで結果を残せば、ローテーションに残ることができチームに貢献できる」
そう心に誓う大野は、7月31日セリーグ首位をひたはしる巨人と再び対戦します。
さらに巨人の先発は去年、投げあった同世代の澤村投手。
前回はまったく歯が立たなかった。でも今は違う。
成長を遂げた大野雄大が、プロ2勝目をかけリベンジに挑みます。
2012年07月12日(木)
「ゲン担ぎ」先日番組でも放送したが、選手には様々なゲン担ぎがある。その中でも、名古屋オーシャンズに所属する森岡薫選手の試合前に行うゲン担ぎは変わったものだった。
それは、試合の前日に自宅のトイレを素手で掃除するというもの。きっかけは妻・寛美さんの助言。風水好きな寛美さんが、「一家の大黒柱の男性が素手でトイレを掃除すると良い」ということを聞き、森岡選手にアドバイスしたのだという。
それを始めたのが去年のシーズン前だったとか。その結果?森岡選手はFリーグ史上最多得点(34得点トップタイ記録)で見事得点王を獲得。さらにMVP、ベスト5も受賞し、Fリーグ史上初となる個人タイトル3冠に輝いた。もちろんチームも5連覇を達成。それもこれもトイレ掃除のおかげ??
森岡選手に話を聞くと、「トイレ掃除をしても負けることはあるけどね(笑)」と。ですよね、それをすれば絶対に勝てるというわけじゃない。続けて、「試合に臨むに当たって、出来ることは全てやりたい。やっておけばよかったと後悔したくない。もちろんトレーニングもそうだけど、自分のルーティンは崩さない。良い時も悪いときも同じなんです。」
試合前はやはり独特な雰囲気がある。それを紛らわす意味でも、決めたことを決まった時間に行う。それをすることによって、自分を落ち着かせる。それが試合でのプレーに直接的に影響が無くとも、続ける。
筆者から見ると、トイレ掃除とゴールを決めることは直接結びつかない。しかし、森岡選手にとっては試合前には欠かせない、大切な一種の「儀式」みたいなものなんです。
森岡選手は他にも、試合前日に爪を切り、髭を剃る。そして試合のコートに入るときは必ず右足から入るのだと言う。
皆さんにもこういったゲン担ぎありますか??僕は…う~ん、ないです(笑)