2013年02月27日(水)
「一流であり続けるために」今年1月、ドラゴンズのエース・吉見一起投手の福岡での自主トレに取材で同行させていただきました。午前からは、下半身強化のトレーニング、午後からは、体幹・ピッチング練習・投球フォームをビデオでチェックし、夜からは、体のケアを行う。
朝10時から夜の10時まで一日中トレーニング漬けの毎日。まだキャンプ前にも関わらず、その練習量に驚かされました。
福岡での自主トレを終えると休む間もなく、沖縄へ。
沖縄に入っても当然、厳しい練習は続きます。
その中で特に印象的だったのは、吉見投手が若手ピッチャーたちに連日、指導していること。全体メニュー終了後のサブグラウンドやブルペンで5年目の伊藤準規投手や2年目の西川投手に投球フォームのアドバイスを送る吉見投手。その時間は1時間に及ぶこともあります。
本人に理由を聞くと「自分にプレッシャーを与えてくれる人がほしい」ということ。
若手ピッチャーたちの成長は、吉見投手のモチベーションにつながるのだそうです。
自らを追い込むだけではなく、時には若手のために自分の培ったものを提供していく。
こういう人が一流であり続けるのだろうなと、吉見投手を間近で取材し、感じています。
2013年02月21日(木)
ドラゴンズ沖縄キャンプ取材球春到来!2月、プロ野球のキャンプが一斉にスタートした。
およそ1ヶ月間、選手たちはシーズンを戦い抜くための体をつくり、そしてチーム内でレギュラー争いを繰り広げる。
復活にかけるもの、新戦力の実力は?若手の台頭などなど、キャンプを見ずしてプロ野球は語れない。
ということで番組もスタジオを飛び出し、いざドラゴンズのキャンプ地沖縄へ。
MCの伊集院光は大の野球好き、番組がなくともプライベートでキャンプ地をめぐるほどだ。
球場に着くや否や真っ先に向ったのはブルペン。キャンプではピッチャーが投げるボールを至近距離から見る事ができる。
この日は山本昌に浅尾拓也、吉見一起と豪華メンバーがズラリ、ド迫力のピッチングにただただ呆然。
そんな伊集院光が今回注目をしたのが、12球団最強と呼ばれる投手陣の女房役、プロ25年目の谷繁元信選手。
チームを支える扇の要、優勝するために絶対不可欠な存在。長きに渡るプロ生活を経て彼が何を考え、何を目指しているのか・・・。
球場から場所を変え、食事をしながらの対談が実現した。谷繁が理想とするピッチャー像、投手陣にあえて厳しくする理由、
順風満帆に見えるプロ野球人生の裏にはさまざまな葛藤があった。
対談は開始から最後まで驚きの連続、プロ野球の奥深さを改めて感じさせられるものだった。
そして伊集院光はまたまた野球の虜に・・・。