2013年11月20日(水)
「一流の適応力」先日、侍ジャパンの台湾遠征メンバーに選ばれた、ドラゴンズの平田良介選手。
出国直前にインタビューをさせてもらった際、
「日の丸を背負うことは光栄なこと。プレッシャーもあるけど、超一流選手になろうと思ったらそういう舞台で活躍しないといけない」
と、力強く意気込みを話してくれました。
ところが、そんな平田選手から不安そうな一言が。
「ウォッシュレットですね・・・」
日本ではいつも使っている温水洗浄トイレがあるかどうかが心配だという。
果たして結果はどうだったのか?
5日間の遠征を終えた平田選手に聞いてみたところ・・・
「なかったです・・・ショックでした・・・」
台湾での宿泊先の部屋に入るやいなや、トイレを真っ先に確認。
ついていないことを知り、愕然としたそう。
そして、さらに追い討ちをかけたのが、食事。
台湾でのご飯があまり口に合わず、遠征中に体重がなんと6キロも落ちたそうなんです!
これだけ生活のリズムを狂わされてしまうと、普通は「野球どころじゃない」なんて思ってしまいますが、第1戦では代打でタイムリーツーベース、第2戦ではスタメン出場し、ヒット。4打数2安打1打点と、日本の3連勝に貢献しました。
慣れない環境でも結果はしっかり残した平田選手。さすがです。
2013年11月05日(火)
「悔しさを糧に…」大学日本一を決める壮絶な戦い。
箱根、出雲と並ぶ学生3大駅伝のひとつ、全日本大学駅伝が今月3日に行なわれました。
駅伝部創部1年目の岐阜経済大学が初出場。選手たちは初めて伊勢路を駆け抜けました。
部員27人のうち、1年生が23人。伊勢路を走ったのも全員が1年生でした。
揖斐監督は「彼らは大舞台を知らないので、恐いもの知らずの気持ちでどんどんチャレンジしていってもらいたい」と言っていましたが、総合成績は25校中23位。
第2中継点で早くも白タスキになってしまい、初めての伊勢路は悔しさだけが残る結果となりました。
レース後、ゴールの伊勢神宮で揖斐監督をお見かけしました。
あいさつに伺うと、だいぶ苦笑いしていました。笑
「仕上がりは悪くなかったんですが…。
全国の雰囲気にのまれてしまったので、いかに100%の力を出し切るかが今後のカギになる」
悔しさを胸に、再び伊勢路を目指す岐阜経済大駅伝部。
今後どんな走りをみせてくれるのか、これからも注目していきたいと思います。