アスリートドキュメント

スポーツの素晴らしさは夢に向かって挑戦し続けるアスリートの素晴らしさ。密着取材でアスリートの真実の姿を描き出します。

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名古屋グランパス 吉田麻也 選手

2008/08/30放送

~ 夢は大きく 志は高く ~

名古屋グランパスの若きディフェンスリーダー 吉田麻也。
プロ2年目の今シーズンは主力選手として活躍しチーム好成績の立役者になっている。
さらにこの夏には国民の期待を一身に背負う厳選された18名北京五輪代表メンバーに選出された。

吉田麻也が北京のピッチに立ったのはグループリーグ最後のオランダ戦。
2連敗で決勝トーナメント進出の望みはなくなっていたが、彼にとって待望の夢の舞台だった。
そして12歳で巣立った故郷長崎では両親が息子の晴れ姿を見つめ熱く応援していた。

試合には敗れたものの初の世界舞台で全力を尽くし戦った吉田麻也。
帰国後に長崎の両親から
父「これかもいろんなものを吸収していってほしい」
母「さらに上を目指してがんばってほしい」
というメッセージを聞き目に光るものが・・・

帰国後最初のJリーグ鹿島戦に挑んだ吉田麻也。
試合前父と交わした約束通りプロ初ゴールを決めチームの勝利に貢献。
このメモリアルゴールは20歳の誕生日前日、10代最後の日に決めたゴールだった。

離れて暮らす父からの手紙にいつも書いてあった。
「夢は大きく 志は高く」
という言葉をとても大切にしている吉田麻也。
20歳になり新しい夢を語った。
「今度は八咫烏の付いたほうのユニフォームを着たい」


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