スポーツの素晴らしさは夢に向かって挑戦し続けるアスリートの素晴らしさ。密着取材でアスリートの真実の姿を描き出します。
131
2008/09/13放送
これまでチームの顔として引っ張ってきた森山が今季限りでの引退を発表した。
森山は2004年にグランパスで一度現役を引退。
しかし地元「岐阜にプロチームを作りたい」と当時社会人2部リーグのFC岐阜に入団。
プロからアマチュアに舞台を移しJリーグを目指した。
そして2007年、最短でチームをJリーグ押し上げた。
森山にとって激動の4年間だった。
引退については、今年のシーズン開幕前にすでに決めていた。
森山は今年39歳。
39歳という年にこだわりがあった。
森山が兄貴と慕う恩人が39歳でなくなった。その恩人を越えるためにも、39歳まで現役を続けようと決め、スロベニアに渡りその後5つのクラブを渡り歩き現役を続けた。
そして念願かない今年で引退を決めた。
今後は岐阜でまいた種を育てると、県内でサッカー教室を開いたりして指導者の道を歩む。
森山のような特徴のあるFWがいなくなるのは寂しいというのが本音。
残り数試合、全力で戦うと誓ってくれた森山にエールを送り続けます。