アスリートドキュメント
スポーツの素晴らしさは夢に向かって挑戦しつづけるアスリートの素晴らしさ 密着取材でアスリートの真実の姿を描き出します
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ハンマー投げ 室伏広治

2004/08/21放送

~4年間の想い~

日本の金メダルラッシュに沸くアテネオリンピックだが ここにも一人金メダルを期待される男がいる、室伏広治。

4年前のシドニー大会では雨で集中力を欠き屈辱の9位に終わっていた。
そのオリンピックを境に室伏は考え方が変わったと言う。
「見返りを求めず、初心に返る・・・」

小学生の時、はじめて手にしたハンマー、その頃の純粋な想いに返るのだ。
~ただハンマーを遠くへ投げたい~
その想い一心で室伏はこの4年間を過ごしてきた。

今年、5月の大会を皮切りに出場した全てで貫禄の優勝を果たした。
そして、いよいよ決戦の地アテネへと飛び立ったのである。
金メダルへの第一歩、まずは予選の一投目、 余裕あるのびのびとした投擲で、予選通過ラインをクリアした。
ライバル選手が予選通過に力を費やす中、室伏はわずか一投で決勝進出を決めたのだ。

「一投目でクリアする事が決勝につながる。
自信を持っていますし、自信を持って決勝に臨みたいです。」

室伏広治、悲願の金メダルに向けて準備は整った。
~気負いなく普段どおり~
その純粋たる想いで放たれたハンマーはアテネの空に金の虹を描くに違いない。
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