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～信じる力～
世界のショートといわれた安藤美佐子。アトランタ、シドニー両オリンピックで日本代表としてチームに貢献した。
しかし、若手の台頭によりポジションを奪われてしまった安藤。
辞めることも考えたが、大好きなソフトボールをもっと続けたい、その一身でアテネオリンックを目指し自分と戦い続けた。
だが、代表発表の時、安藤の名前はなかった。
さらにアテネオリンピック後、所属チーム・デンソーが活動を縮小、それにともない安藤はクビを言い渡される。彼女の戦いは終わってしまうのか・・・・。
２００５年２月、湘南ベルマーレ女子ソフトボール発足会見
そこに安藤はいた、企業を母体としない、地域に根ざしたクラブチームを作りたい
他ならぬ安藤の提案によってソフトボール界では初めての形が生まれた。
しかし、選手はたったの１０人、設備の整った練習場などない。
昼間も仕事をし、夕方に練習する。
だが、安藤はソフトボールができる喜びをかみしめていた。
そして幕を開けた全日本クラブチーム選手権神奈川県予選１回戦は５回コールドで新チームは最高のスタートを切った。
２回戦は苦戦したものの延長戦を制し、決勝へ進出（４月１７日）
３４歳になってもなお挑戦し続ける想い・・・。
不安もあるが、『やりたい』気持ちが強かったから。
爽快な笑顔をみせる安藤美佐子はソフトボールが好きでたまらない。
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