アスリートドキュメント
スポーツの素晴らしさは夢に向かって挑戦しつづけるアスリートの素晴らしさ 密着取材でアスリートの真実の姿を描き出します
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中日ドラゴンズ・岡本真也

2006/06/24放送

~悔しい思い~

2年前のセ・リーグ最優秀中継ぎ投手の岡本真也。
タメのあるフォームとキレのあるスライダーを武器にするドラゴンズ不動のセットアッパーだ。
ところが、今シーズンから変更された2つの出来事が岡本を苦しめる事となった。

2段モーションの禁止

「やはり去年に比べ体のひねりがない分、ボールに力がなく、見えやすいと指摘されました。」

試合ボールの変更

縫い目が従来に比べわずかだが高くなった。
「指が長くないんで、届かないんですよ。」
岡本の勝負球・スライダーの握りだ。
「僕のポイントは親指なんですけど、これまでは曲げていたんですが、届かないので今は伸ばして握っています。」

試行錯誤を繰り返しながらシーズンを迎えたが、本来の姿には遠かった。
屈辱の2軍落ち・・・
「2軍に行ったとき、自分の仕事場はここじゃないんだ。1軍でしっかり投げるんだという気持ちがすごく感じた。すごく悔しい思いをしました・・・」
2軍の試合で今一度、自分のピッチングを取り戻すため、思い切り腕を振り、ベースの上にボールを投げ込んだ。
自信を取り戻し再昇格を果たしたがフォームがまだ完全ではなかった。
そこで考えたものは・・
「ブルペンで最初にピッチングをする時、思い切って足を止めるんですよ。
2段モーションのもっとひどいヤツですよね。これを最近やり始めてから調子がいいですね!」
長いペナントレースもまもなく折り返し地点。岡本の大好きな夏ももうすぐやって来る。
「やっと自分の中でいい感じでフォームもしっくりきているんで、これを続けていきたいですね!」

中日ドラゴンズ・セットアッパー、岡本真也。
悔しい思いはもうしない。
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