アスリートドキュメント/スポーツの素晴らしさは夢に向かって挑戦しつづけるアスリートの素晴らしさ。密着取材でアスリートの真実の姿を描き出します

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兄弟

2007/03/10放送

『兄弟』~堂上直倫と兄 剛裕~

去年の高校生ドラフト1巡目でドラゴンズに入団した堂上直倫。
父は元ドラゴンズの投手、堂上照さん、そして兄が剛裕選手でプロ野球史上初の親子3人が同一球団という事になった。
直倫にとってははじめての沖縄キャンプ、厳しい練習の日々を送るがいつも側で兄の剛裕が直倫を支えていた。
直倫は『兄をライバルには出来ない、いつでも目標』と思い、また剛裕は『弟は特別』と感じている。

そんな兄弟が始めて同じグランドにたった。名古屋で初の試合。(教育リーグ)8回、2塁ベースにランナーでつくと打席には途中出場の剛裕。
結果はフォアボールだったが堂上兄弟は『いつかは一緒にプレーしたい』という夢をプロの世界で実現した。
直倫は『2人で1軍の電光掲示板に堂上と載せることが出来たら幸せ』と兄弟での夢を膨らませた。

『兄弟』~巻佑樹と兄 巻誠一郎~

2007年3月4日、Jリーグ開幕戦でベンチから戦況を見つめるルーキー、巻佑樹。
プロ初の開幕戦、くしくも相手は日本代表、兄・誠一郎率いるジェフ千葉だった。
ようやく兄と同じ舞台に立つことができた。

グランパス入団が決まってから巻はチームの寮で生活をしている。
引越しをしたばかりであまり物がない部屋に、日本代表に名を連ねる兄・誠一郎とともに写った1枚の写真があった。
巻はそんな偉大なる兄が目標ではないと言う。

『(兄を)超えたいというのがでかいので、自分の中でそこを出しちゃうともっと上に行けない気がしちゃって。兄貴よりはやりたいというのがあるので。』

そんな巻が向かえた開幕戦。見事にベンチ入りを勝ち取り、記念すべきプロ1年目シーズンの開幕を巻は兄と同じ場所で迎えた。

結果は2-0でグランパスの勝利。巻に出場機会はめぐってこなかった。
兄と同じ舞台に立ち、巻はプロとしての道を歩き始めた。