アスリートドキュメント/スポーツの素晴らしさは夢に向かって挑戦しつづけるアスリートの素晴らしさ。密着取材でアスリートの真実の姿を描き出します

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ドラゴンズ・立浪和義

2007/09/22放送

代打・立浪がコールされるナゴヤドーム、歓声が最も沸く瞬間といえる。「もちろん歓声は耳に入りますが、とにかく集中しています。」と、立浪。20年目のシーズン、38歳となった~ミスタードラゴンズ~「そんないいもんじゃないし、そういう呼び方をされると照れくさいんですけど」 代打となればゲーム出場の機会は減る。当然運動量も減るわけだが、立浪は全体練習前、まだ暗いドームでひたすら走っている。「準備だけは悔いの残らないようにしています。」 試合中も常に展開を読み出番を見据えるが、8月のカープ戦での出来事だった・・・4回、早くもコールされる。「ここはない」と思っていた立浪はベンチ裏で一度もバットを振らず打席に立った。結果はセカンドゴロでランナーをかえすことが出来なかった。「一年間そういうことだけは絶対無いようにと思っていたのに、ショックでね、打てなかったということより準備をしていなかったことが・・・」

そんな出来事以降、立浪の活躍は目を見張るものがあった。史上32人目の1000打点、自身初の代打満塁本塁打、球界を代表するクローザー・藤川やクルーンからもヒットを放った。代打の切り札として、今与えられた役割を懸命にこなしているが体調は万全ではない。「足を痛めてしまって・・でも自分の野球スタイルは打ったらがむしゃらに走る。そういう野球スタイルをしたいんです。」 20年前、初ヒットを放ち、夢中でグラウンドを走り、ベースへ飛び込んだ。そんな~がむしゃらな野球スタイル~を立浪は貫きたいのだ。

史上まれに見るデッドヒートを演じるペナントレース。チーム状況を聞いた。「勝てばヨッシャって感じで、負けたらシュン・・そんな毎日の繰り返しですよ。 もちろん一位通過を目指して残り試合全力で戦っていきます!!」 そうまだ果たせぬ悲願の日本一へ向けて。