野球の代表的な練習、ノック。打球ひとつで守備の上達も違うと言うノックではあるが、では、どんなノックが上達するのノックなのか?
ドラゴンズが誇る名ショート井端選手は「とりやすい打球が上達する、いきなり難しい打球をとっても基本が出来ていなければ上達しない」といっていた。
が!しかし、実際試合で飛んでくる打球は難しいものばかり。どんな打球でも処理しなくてはならない。では、どんな打球でもノックで打てる人はいるのだろうか!
井端選手が受けた人の中で一番ノックが上手いというドラゴンズ高代コーチに実際に打ってもらった。
まずは三遊間にいる女性2人の間(3メートル)を通すノック、2塁ベース上に置いた90センチ四方の的へライナーで当てるノック、そしてスライスとフックを打ち分けるノック、さらに外野に置いた直径2,7メートルの円にフライで落とすノック。
結果はすべて3球以内でクリア。プロの技を披露した。だが驚かせたのはここからだった。
最後に特別に用意した究極のノック。それは直径8センチにも満たない外野ポールへ直接当てるノック。しかし、なんと高代コーチは1球目で見事に当ててしまった。まさに神業ともいえるノック。
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