研究コーナー
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033

野球肩

2004/11/20放送

なぜピッチャーは肩を痛めてしまうのか?
みどりクリニック院長瀬戸口芳正さんにお話を聞きしました。

肩は関節、筋肉など複雑な構成で成り立っている。
ピッチャーが全力で投げるときに肩にかかる負担はおよそ110キロ。一試合150球、中5日。
少しの傷でも、連日投げ込むことにより、次第に大きな傷になっていってしまうのです。
更に、肩以外の身体を痛めた箇所をかばうために、肩に負担がかかり自然と肩にダメージを蓄積させてしまう。




<今回は実験ではなく体験談を語っていただきました>
医学的には、肩の故障は完治する・・・
しかし、ピッチャーは以前のようなボールが投げられるかどうかはわからない。
引退しなくてはならないほどの肩の痛みとは一体どのような痛みなのか?そして、いつその痛みに襲われたのか?
今回は、スタジオに大投手の二人をお迎えして伊集院所長自らが聞きました。



Q、いつその痛みに襲われたのか?
元中日ドラゴンズ今中慎二投手
今中選手の肩の痛みは、1996年の自主トレで発覚。
少々の違和感は、以前から試合中に感じていたが、投げたい一身で我慢をし、やっていた。

元中日ドラゴンズ川崎憲次郎投手
川崎投手の肩の痛みは、ドラゴンズに入団した年のオープン戦で肩の痛みを覚えた。
とにかく投げたい気持ちで痛みに堪えながら引退するまで投げ続けた。
ちなみに、肩の故障をしてから、一番苦労したのは意外にも人間関係だったそうです。
まとめ

最後に、お二人にとって肩とは?をお聞きしました。
● 今中慎二さんは、ピッチャーにとって肩は「命」である。
● 川崎憲次郎さんは、肩は「精密機械」である。

次回予告

次回はイメージトレーニングを徹底研究!
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