研究コーナー
スポーツにまつわる伝説や言い伝え、些細な疑問までを徹底検証します。
ファイルナンバー

066

裏方

2005/08/06放送


華やかなスポーツの舞台で、我々を魅了するアスリート達!
その舞台の裏には彼らを支える名も無き主役たちがいた。

サッカーの世界ではホペイロと呼ばれる人達がいる。
ホペイロとはブラジル語で道具係という意味。
天候やグランドの状態に合わせた準備や選手個人に合わせて、スパイクのひもの長さや結び方まで調節してしまうという、道具管理のスペシャリストなのだ。
海外のトップチームには欠かせないホペイロだが、日本での認知度はまだ低い。
しかし、我らが名古屋グランパスには、ホペイロの存在がある。松浦のりよしさん。
一方、プロ野球の世界でも スコアラー・スカウト・ トレーナー・ブルペンキャッチャー・打撃投手など 多くの裏方が選手を支えている。

今回は、ペナントレースの後半戦に突入し 快進撃が期待される中日ドラゴンズの裏方がスタジオに登場!
チームの裏事情から感動秘話、そして選手の○秘エピソードまで大激白していただきました。

この御三方に登場してもらいました。
バッティングピッチャー平沼定晴(立浪選手をはじめとする主力打者のバッティングピッチャーを務めている)
トレーナー永田暁弘(ドラゴンズの選手にゴッドハンド呼ばれているくらいの名トレーナーである)
バッティングキャッチャー藤井優志 (投手陣からは、信頼も厚く、裏方一のムードメーカーとも言われている。)

<平沼さんからの苦労の裏話>
ここ数年一番苦労をしたのは、立浪選手の2000本安打前。 立浪選手の打撃練習で球をぶつけないように…バッティングフォームを狂わせてはいけない…といろいろ考えて投げているため、手が震えて緊張していたそうです。

<永田さんのトレーナールームでの選手の裏話>
マッサージを受ける選手の寝る向きにも気を使うんです。
以前、マッサージを受けていた川上投手が、立浪選手から「グラウンドに足を向けて寝るな」と怒られた。
それ以来、選手をベッドに寝させる方向にも気を使うようになったそうです。

<藤井さんの裏話>
試合中、ブルペンで待機しているピッチャーの様子は?
ブルペンの電話が鳴ると今までしゃべっていた投手がみんな黙る。
もしかしたら次はオレの出番?っという気持ちが現れる瞬間で、急に投手陣の変わる様子が藤井さんにとって笑える瞬間だったりするそうです。
まとめ

見えないところでチームのためにがんばってくれているのが裏方さん。

ドラゴンズ優勝には裏方さん達が大きく貢献していることは間違いない!


次回予告

そのひと振りがチームの勝敗を大きく左右する『代打』を大研究。
かつて代打で活躍した元ドラゴンズの川又米利と元タイガースの八木裕をゲストに迎え、思い出の打席や代打への熱き思いに迫る!!
さらにスタジオで行われた代打ゲームでなんと伊集院所長も岡山研究員も涙???

backnumber