研究コーナー
スポーツにまつわる伝説や言い伝え、些細な疑問までを徹底検証します。
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サッカーとラグビー、キックが正確なはどっち?

2005/08/20放送


サッカーとラグビー、どっちのキックが正確なのか?
地上4.5mのところにある、直径1mの的に向かい、サッカー、ラグビー、それぞれボールをキックし、どちらが、より多く当てることができるのか、対決!

対戦するのは、ラグビー日本代表のキッカー広瀬佳司。
キックの正確さは、世界トップ3に入ると言われている。
サッカーからは、妖精ドラガン・ストイコビッチ!
現役は引退したが、そのテクニックはまだまだ健在!
果たして、どちらが勝つのか!?

1本目…ストイコビッチが惜しい!
2本目…お互いの得意な場所だったか、惜しい!
3本目…決まらず!!

決着はサドンデスへ!!
4本目、5本目、6本目、7本目…。
どちらも的に当てることができす…。

スタッフの予想以上に難しい勝負となった。
その理由を専門家に科学的に検証してもらった。

サッカーもラグビーも20メートルの距離を28.5度の高さで蹴り出せば、物理学上は、的に当たる。
しかし、 風の影響を受けた場合、ラグビーボールは軸のズレが、プラスマイナス5.9度以上になると、真っ直ぐ飛ばない。
これに対し、サッカーボールは、プラスマイナス55度以上を 越えないと真っ直ぐ飛ばなくなる。
つまり、同一条件の場合、サッカーよりラグビーの方が、10倍も難しい!
そんな難しい条件の中、広瀬はかなり健闘している! いい勝負をしているのだ。

そして、勝負の8本目…。
ストイコビッチが見事命中!!

スポ研的実験結果!
やっぱりサッカーよりラグビーボールを蹴る方が、10倍も難しい!!
まとめ

サッカーよりラグビーボールを蹴る方が、10倍も難しい!!

風の影響など同一条件上であれば、軸のズレはラグビーボールの方がより大きくなるため。


次回予告

今週は伊集院所長の球速アップ計画第2弾!!
前回は中京大学湯浅教授によるフォーム改造で7キロの球速アップに成功した伊集院所長。 さらに与田臨時コーチからは『下半身強化』のアドバイスをもらった。
そして伊集院所長が取り入れたトレーニングはなんとソフトバンクホークスの和田毅投手が大学時代に行っていた下半身トレーニング。
1ヶ月間鍛え上げた伊集院所長の球速はアップするのか?
衝撃の結末に伊集院所長が涙???

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