スポーツで勝つために戦略や作戦は重要な要素となる。
例えば、マラソンランナーはコースの特徴を、起伏、気温、風など全てを記憶し、レースを優位に進めようする。
福岡国際マラソン4度優勝の瀬古利彦氏は35キロ以降は完璧に覚えているという。それは駆け引きをしたり、最短距離を取るのに有利だからだ。
また中日ドラゴンズの川上憲伸投手は2002年巨人戦で達成したノーヒットノーランについて、その投球内容を鮮明に記憶していた。
トップアスリートは記憶力が優れているのか?
関矢寛史助教授(広島大学)によると「アスリートの記憶力は専門種目に関しては一般人よりはるかに優れている。」という。
アスリートは自分のこれまでの競技経験から意味のあるものだけを的確に記憶していくのだという。
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