灼熱の太陽が降り注ぐ夏ももうすぐ。波と戯れ砂と遊ぶことができる季節だ。ジェットスキーやサーフィンなど、人を魅了してやまないマリンスポーツの数々。中でも、今一番熱い注目を集めているのがビーチバレーだ。
ビーチバレーの発祥はアメリカのカリフォルニアで、サーファー達が時間潰しに楽しめるスポーツとして始まったと言われる。オリンピックでは1996年のアトランタから正式種目となり、2000年のシドニーでは“最も入手困難なチケット”ということで一躍話題の競技になった。
人気が急上昇した理由は、水着姿の美女がダンスしたりする華やかさ、観客も一緒にDJの音楽に乗ってダンスしたりウエーブしたりする他の競技にはないイベント性、そしてやはり大空の下という開放感が大きい。
ビーチバレーの得点方式はラリーポイント制。サーブ権の有無に関わらず点が入り、3セットマッチで2セット先取した方が勝ちだ。ビーチバレーのコートはバレーボールと較べて片面縦横1メートルずつ小さい。しかしバレーボールの6人に対しビーチバレーはたった2人で戦わなくてはならない。
華やかなイメージがするビーチバレーだが実際は想像以上に過酷だ。灼熱の太陽が肌に突き刺さり、砂が容赦なく身体の動きや体力を奪う。砂の表面温度は何と真夏には60度を超えることもある。
バレーボールから転向することも多いビーチバレーだが、選手はその違いと予想外の難しさに驚くという。
そこで“スポ研”的実験!ビーチバレーはどれくらい難しいのか?
ということでビーチバレー日本ツアーにも参加している2人の選手に高山研究員とバレー歴6年の3人で作った“チームスポ研”が挑戦してみることに!ところがいきなりミスを連発する高山研究員。バレー経験者も砂の上では思うようにジャンプができない。結局“チームスポ研”は殆ど得点できずにゲームセット。
|