アテネオリンピックで銀メダルを獲得し、今や日本のお家芸とまで言われるシンクロ。
スピード、同調性、そして印象的な笑顔。しかし、そこには想像を絶するハードなトレーニングと信じられない努力が隠されている!!
我々は華やかさに見とれるばかりだが、シンクロは水の中に潜り、息を止めて激しい演技をしなければならない。
さらに、常に水の中で手足を動かすことは体に相当な負担がかかる
例えば両腕を上に挙げ、胸まで上体を出しているだけでおよそ15キロのおもりを持ち上げるのと同じ力を要する股下まで身体を持ち上げる演技に至っては、およそ30キロの負荷が体にかかっている。
そのためシンクロの選手たちは日々の練習の中で筋力トレーニングを欠かすことはできない。かといって、筋肉をつけすぎても、その分、浮力が失われるので筋肉と脂肪のバランスには注意をはらってトレーニングしなければならないのだ
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