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ドラフト

2006/11/18放送

先日行われた今年のプロ野球『高校生ドラフト』。超高校級スラッガー 堂上直倫選手、最速150キロの豪腕 田中将大投手など12球団から合計33人が指名を受けた。“ドラフト”それはまさに新人選手の登竜門。その舞台裏には様々なドラマがあった!

戦力の均等化を目指し1965年に始まった新人選手の争奪戦ドラフト。そのドラフトは40年をかけて変化を続けてきた。最初は、12球団が抽選により指名順を決めその順番に従って指名した。1978年以降はドラフト1位から各順位ごとに選手を指名し、重複があれば抽選によって決定。

高校時代「怪物」と呼ばれた江川卓。巨人入団を熱望し、2度に渡る他球団の指名を拒否。1978年ドラフト前日、クラウンの交渉権が消滅した「空白の1日」に巨人が江川と電撃的に契約!しかし認められず、巨人はドラフトをボイコット。結局、交渉権を獲得した阪神から巨人にトレードで入団。社会問題にもなった。日本プロ野球史上最高の8球団が競合した、野茂英雄。抽選に身をゆだね、近鉄へ入団。今シーズンセリーグMVP、福留孝介は高校時代10年に1人の逸材と騒がれた。ドラフトでは高校生史上最多の7球団が競合。近鉄が交渉権を獲得するが、福留は入団を拒否し社会人野球に進む。3年後、逆指名の権利を手にし、憧れのドラゴンズに入団した。

去年からは高校生と大学生・社会人のドラフトを別々に開催するようになった。1965年から40年の歴史を持つドラフト。はたして今回の大学生・社会人ドラフトではどんなドラマが待っているのか。

次回予告

今回のテーマは「フリーキック」。サッカーのフリーキックは今や曲がったり落ちたりするのは当たり前。今最もすごいといわれているのが無回転ボール。現在Jリーグでこのキックを使いこなせると唯一の存在といわれるグランパスの本田圭佑が全面協力!!この無回転ボールを10台以上のカメラで徹底解明!!スーパースローが捕らえたとんでもない映像とは!?
次週、衝撃映像を大公開!!

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