研究コーナー/スポーツにまつわる伝説や言い伝え、些細な疑問までを徹底検証します。

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背番号

2007/04/21放送

育成選手としてドラゴンズに入団した中村紀洋。背番号は205番から、99番に。そして、昨シーズン限りで引退した新庄剛志の背番号「1」を森本稀哲が継承する。背番号は選手にとって、大切で重いものなのだ。

背番号伝説その(1) エースナンバーの重圧
巨人のエースナンバーは18番、そしてドラゴンズは20番。数々の名ピッチャーが背負ってきたエースナンバーを現在背負うのは、若き右腕中田賢一。その重みを感じながらも、マイペースでさらなる飛躍を目指す。

背番号伝説その(2) 初めて0をつけた男
現在支配下選手の背番号は99までの数字と決められている。背番号は1からという常識を覆し、日本球界で初めて0をつけたのは、広島カープの長島清幸。ドラゴンズ川相コーチも巨人初の0をつけた選手。しかし、本人は…「6」に憧れていたという。

背番号伝説その(3) 一番人気の背番号
ファンは背番号で好きな選手をイメージする。そして、ファンに覚えてもらうのは、選手として一流になった証拠ともいえるのだ。今、現在、プロ野球を夢見る子供たちは、何番に憧れを抱いているのか?名古屋の子供たち120人に聞いた背番号ランキングを発表!
3位は、18番。松坂大輔の人気は恐るべし!
2位は、3番。ミスタードラゴンズの立浪選手の影響が!
1位は、1番。王さん・・・ではなく、福留孝介に憧れて!

背番号伝説その(4) マンガの主人公の背番号が欠番に!?
永久欠番は、長い歴史の中で13人しか与えられていない。最初は、巨人の沢村栄治の背番号14。ドラゴンズには、2人。服部受弘の10番と西沢道夫の15番。他にも、オリックス・イチローの51番や、ジャイアンツ松井の55番など、一時的に欠番となっている背番号もある。千葉ロッテは、26番を欠番にし、ファンのための背番号として定めている。これは、ベンチ入り25人、ファンは26番目の選手という意味を込めている。さらに! マンガの主人公の背番号が欠番になっている!「あぶさん」の主人公・景浦安武の背番号90。1973年にホークスに入団してから現在まで、実際に90を付けた選手はいない。作家・水島新司先生のあぶさんへの想いに、球団側が配慮して、90番が欠番として扱われているのだ。

背番号。そこには、プロを夢見る子供たち、そして選手本人、さらには、野球を愛する人たちの憧れが詰まっている。