研究コーナー/スポーツにまつわる伝説や言い伝え、些細な疑問までを徹底検証します。

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疲労回復

2007/06/09放送

昔から元気の源は「食事と睡眠」が定番であったが近頃、アロマテラピーや高酸素カプセルなどの癒し系が注目を集める。これらも疲労回復の手段ではあるが、トップアスリートはもっと簡単な疲労回復を行なっているのである。まず、運動後激しく使った肩やひじ、足首などに袋詰めの氷をあてるアイシング。よくプロ野球でピッチャーが投球後、施しているようすを見かけるがこうすることで炎症を抑えケガの予防ができるからである。簡単な処置なので試すとわかりやすい。更にトップアスリートは「アクティブレスト」Active Restを行なっている。日本語に直訳すると「積極的休養」と訳されるが、疲れたあとは積極的に体を動かし疲労回復の働きかけをしようというもの運動後、座り込んでしまうのでなく、10分から15分体に負荷をかけずジョギングやストレッチを行なうだけで、パフォーマンスが維持でき翌日の疲労度が異なるのだ。サッカーではハーフタイムや試合後には必ず、アクティブレストを取り入れ早期疲労回復を行い、試合翌日も練習するチームが増えている。検証の結果、アクティブレストの効果はあるとなった。

スタジオでは桐畑研究員が激しい運動を行い究極の氷風呂に入った。お約束の結果に大爆笑となった。