射撃競技は、15、6世紀頃、銃器の発達に伴い、ヨーロッパを中心に世界に広まった。オリンピックでは、第一回アテネ大会から続き、その参加国数は陸上競技に次ぐ多さ。
射撃には、ライフル射撃とクレー射撃の2種類がある。
ライフル射撃は、ライフル銃やピストルで固定された10点の的を射撃し、得点を競う競技。銃の種類や姿勢など10種目がある。
クレー射撃は、空中に放出されたクレーと呼ばれる標的を散弾銃で射撃し、当たった数によって争う。7種目がある。日本もオリンピックでは、過去、6個のメダルを獲得しているが、競技人口は、陸上競技の20分の1にすぎない。その魅力は、体力の差がそれほど競技に影響せず、老若男女が同じフィールドで戦うことができる点。しかし、同時に難しく過酷な競技であることも確か。例えば、アテネオリンピックでは、優勝候補筆頭の選手が、最後の最後で、自分の隣の選手の的を撃ってしまうというハプニングも発生。3時間で120発もの弾を射撃しなければならないこの競技。一流の選手でさえ、こんなミスを犯してしまうほど難しい。集中力を持続させなければならないのだ。
そんな射撃競技の一つ、ビームライフルに佐藤倫子アナが挑戦!
まずは、ポイントを教えてもらいながら練習!
- 硬いユニフォームを着て、安定するようにライフルを持つ。
- 体のあらゆる部分を使って、銃を固定する。
- 照準で、しっかりと目標を捉える。
- 10m先にある的の中心は、0.5m。
- 狙いが定まったら、息を吐き、引き金をそっと引く。
イチから教えてもらった初心者の佐藤アナ、無謀にも、国体愛知県代表候補に挑戦を挑む!!当然、破れたものの、なかなかの快進撃を見せた佐藤アナ。射撃に必要なのは、何事にも動じない、強い集中力だった!!