研究コーナー/スポーツにまつわる伝説や言い伝え、些細な疑問までを徹底検証します。167
フェンシング 中山セイラ2007/11/03放送
開幕まで300日を切った、北京オリンピックは来年8月に開幕。 その中で…今回、スポ研が注目したのは…。 フェンシングとは、ヨーロッパ発祥、歴史ある伝統的なスポーツ。中世の騎士たちが、自らの名誉と身を守る為に磨いた剣術がベースとなっており、世界では、その繊細さと一瞬のスピード感に非常にメジャーな競技。しかし日本では、剣道という、武道がある為、競技人口はまだまだ少ない…。 しかし、フェンシングは、近代オリンピックとなった、1896年第1回・アテネオリンピックから開催されている、歴史あるスポーツなのですが、取材はまず、謎だらけのスタートだった。 競技によって剣の種類、有効面が違うのはなぜ?防具はどれだけ強い?(弾丸すらはね返す素材の物もあるとか…)防具はなぜ白いの?防具の下には何か着用しているの?など、 そんなフェンシングの競技は3つ、【エペ フルーレ サーブル】があり、3つの剣、ルールそして防具など全て違う。 見ていてビックリしたのが、もっと鉄でガチガチしてる防具を着ているイメージがあったんですが、鋭い剣で突きあって、本当に痛くないの?というのが第一印象。 剣道に“武士道”という言葉があるように、フェンシングには“騎士道”という言葉がある。ヨーロッパでは子供のしつけ教育の一環で、街に小さなスクールがたくさんあるという。 そこで、地元・大垣共立銀行に、中山セイラという選手がいるのを知り、取材に。 朝9時からはOL、夕方5時からはフェンシング選手と、2つの顔を持つ中山選手。セイラさんの取材をするうち、フェンシングの奥深さと、スピード感、間の取り合いや駆け引きなど、みるみるフェンシングにはまってしまいました。 ●中山セイラ スタジオでは、高山アナと勝負フェンシング選手の凄さを改めて実感。 北京五輪に向け、ぜひ頑張って頂き、その勇姿を五輪の舞台でぜひ見たいと思う。 |