史上最も過酷な競技と言われるトライアスロン。
強靭な肉体はもちろん、決してあきらめない不屈の精神も必要とされるキングオブスポーツである。

トライアスロンの始まりは1974年カリフォルニア州サンディエゴ。スイム・バイク・ランの3種目を行うことから数字の“3”を意味する「トライ」、競技を意味する「アスロン」2つの言葉を合わせトライアスロンと命名された。

トライアスロンが始められた当時は距離や3つの競技の組み合わせ順がいろいろ試されたのだが、最もバランスのとれた距離として、スイム1.5km　バイク40km　ラン10km、トータル51.5kmとなった。

トライアスロンの競技人口は大人から子供まで広がり年々増加、数多くの大会が開かれるようになった。
現在では、160カ国を超える国々でトライアスロンが行われている。

オリンピックでも2000年シドニー大会から正式種目となりトライアスロンはメジャースポーツとしての地位を築いた。

体力、知力、精神力、全てが必要とされる過酷な競技。それでも3つの種目を同時に味わえる充実感。
そしてゴールした後の達成感。仲間たちの出会い。トライアスロンには様々な魅力があるのだ。